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ちしきの金曜日
 
心霊写真の保管場所を訪ねて
心霊写真の保管場所を実際に見に行きます


みなさんは心霊写真をどのように保管しているのだろうか。

フレームに入れてピアノの上に置いたりしてるのだろうか。残念ながら心霊写真を持っていないので、想像が及ばない。

怖い写真はどこにしまっておくのだろうか?お寺に送って処分するのだろうか?

気になってしかたないので調べてみた。そして実際に、心霊写真の保管場所を見に行ってみた。

(text by ざんはわ

本記事は@niftyホラー特集に参加しています

 



読者アンケートから

心霊写真といっても実物に出会ったことはない。持っているという友人もいないし、知り合いが持ってて、という話も聞いたことがない。一体誰が持っているのか、そもそも心霊写真は実在するのだろうか。広く情報を集めたいと思い、読者アンケートを実施した。

詳しい結果は後ほどご紹介するとして、アンケートの結果はだいたい次のような感じであった。


・心霊写真を持っていない人は、手に入れたら特別な場所に保管しようと思っている

・心霊写真を持っている人の半分以上は、特に区別しないでほかの写真と一緒に保管している

・心霊写真をうっかりなくしてしまった人もけっこういる


総じて、みんな心霊写真を特別扱いしたがっている。でも、いざ手に入れると割とぞんざい。なんだか「釣った魚にえさをやらない」感じだな。この結果を踏まえて、実際に持っている人の保存方法についてもう少し掘り下げていきたい。

 

 

まずは電話で聞いてみよう

もっと詳しい話を聞くために、これはと思う回答の方に電話取材をさせていただいた。

 

くらげさん(女性)の回答

<写真の内容>
とある神社の本堂の内部を撮った写真のうち、1枚だけが下から上へ流れるようなもやが全体に写っていました。
結構名高い神社だっただけに、現像したときはちょっとドキッとしました。

<保管場所>
実家の机の引き出しにほかの写真と一緒にアルバムに入れてしまっていたはず。
はずというのは撮影して1年くらい経ったころからどうしてもそのアルバムが見つからないので。


呪われた実家を疑う大北

大北:写真はどんなところに?

くらげさん:写真屋さんに現像に出してそのままの、あのボール紙でできたようなペラペラのアルバム、普通にあれに入れてました。

大北:アルバムはどこに入れてるのですか?

くらげさん:それが気づいたらなくなってしまっていて…そんなことはないはずなんですけど。惜しいことしたなあ、と思います。

大北:普段から物をよくなくす方ですか?

くらげさん:本や写真は絶対捨てないので、なくなるはずじゃないんですが。実家に帰ったらよく探してみます。

大北:実家…それは呪われた実家ですか?

くらげさん:普通の市営住宅です。


ペラペラのあれと言われれば身に覚えがあるだろう。猫がにゃーんとした絵が描かれてたりするあれだ。あれでいいのか。しかし猫がにゃーん!としたアルバムをめくったら心霊がドーン!というのは落差が衝撃的すぎやしないか。でもそんなものなのか実際は。

 

 

うっかりさん(女性)の回答

<写真の内容>
体育祭のあとの集合写真で、私の足が片方写っていませんでした。
動いていないのに足がブレている写真もあり。
怪我でもするんじゃないかと少しドキドキしましたが、10年以上たった今でも何もなし。 

<保管場所>
アルバムの中に普通に保管してあります


思い出してくれてありがとう、という気持ち

石川:今はどこにおいてありますか?

うっかりさん:アルバムに入れて、本棚に入っています。いわゆる普通の本棚です。何の変哲もない。

石川:けっこう普通に片付けていますね。

うっかりさん:ええ、普通に置いてます。そこに心霊写真があるって忘れてしまうくらいです。

石川:心霊写真が気になったりしませんか?

うっかりさん:最初は気になりつつも本棚に入れていたのですが、そのうちすっかり忘れていました。


うっかりさんに送っていただいた、心霊写真の保管場所

後日、うっかりさんは保管中の棚の写真を送ってくれた。木造の本棚に、薄手のアルバムが入っている。同じ本棚にはマンガや雑誌が収納されていて、どこの家庭にもある本棚。ぱっと見でとても心霊写真があるとは気づかないだろう。その証拠に、うっかりさんは自分でも忘れてしまっていたのだ。

 

 

青蛙さん(女性)の回答

<写真の内容>
会社の社員旅行で、樹海に行った時撮った写真の後ろに写ってたらしいです。
心霊マニアの友人が、雑誌に送るから欲しいと言うのであげてしまいました。
後日、本当に雑誌(恐怖系マンガの心霊社写真コーナー)に掲載されていて驚きました。

<保管場所>
そのときの写真は、雑誌の編集部に送ってそれきりです。
ネガもあったのですが、そのとき撮った他の写真と一緒に
編集部に送って一緒に供養してもらいました。
掲載された雑誌はまだ実家に残っているはずです。


マンガが面白くないから置いてきたのか、と納得

石川:今はどこにありますか?

青蛙さん:実は、写真自体はもうありません。心霊写真に気づいた友人にあげました。その後、友人はその写真をオカルトマンガ雑誌に投稿し、いま手元にあるのはその掲載誌です。写真自体は、雑誌の編集部の方が供養に出してくれたようです。

石川:掲載誌は保管している?

青蛙さん:手元にはありませんが、実家の本棚に今も置いてあるはずです。特に思い入れはないですし、マンガがおもしろくないので置いてきました。妹がいるので、写真を撮って送ってもらいます。


青蛙さんに送っていただいた、心霊写真掲載誌の保管場所

後に送ってもらったメールによると、何度撮っても写真がぶれてしまい、なかなかうまく撮れなかったそうだ。本棚にはほかにマンガ、ビデオテープなどが入っていて、どうやら心霊写真専用棚ではないようだ。専用棚を用意しないことで心霊写真をコンパクトに収納。これも整理術のひとつかもしれない。

 

だいぶわかってきたものの

ここまででだいぶ心霊写真の保管場所のイメージはつかめてきたものの、まだよくわからない。自分の感覚で、五感で感じたいのだ。行くしかない。現地へ。




 

 
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