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ちしきの金曜日
 
壁とマッカーサー


この人は壁鑑賞の第一人者です

壁とマッカーサーの話をしよう。舞台は新橋だ。

(text by 大山 顕



■あの人にこの壁を見せたい

以前「地 下鉄ホームのその先」という記事を書いたが、その取材中に左のような光景に出くわした。地下鉄東京メトロ千代田線の根津駅の壁だ。コンクリートの壁がムキだしになっていて、何ともいえない廃墟感を漂わせている。貼られていた古いタイルが改装のためすべて剥がされ、期せずしてダンジョンのような風合いとなったというわけだ。

また、仕事で移動中に汐留を歩いていたら下のような建物を見つけた。


なんともすてきな網目模様の壁。マスクメロン壁。

外壁のひび割れ補修はよくあるが、ここまで見事な補修っぷりはなかなかお目にかかれない。すてきだ。

この2つの壁作品をあの人に見せなくては、と 思った。

 

■素敵な壁鑑賞家


彼女以外に「壁鑑賞家」がいるのかどうかは知りません。
その人とは、杉浦さんという女性。壁鑑賞家とでも呼べばよいのだろうか。彼女はぼくの友人で、仲間では「すてきな壁があったらとりあえず杉浦さんに知らせろ」ということになっている。しかし残念ながら壁鑑賞は団地鑑賞以上に社会的認知が遅れているので、彼女を知る人はそう多くないだろう。真の才能は野にあるのだ。


杉浦さんの壁サイト。壁がこんなに素敵だなんて知らなかった。

上は杉浦さんが撮影した魅力的な壁の 写真が並んでいるサイト。風雨にさらされ、またはカスタマイズ、補修が重ねられた結果、まるで一幅の絵画のようになっている壁たち。言葉で聞いても「ま あ、そういうものもあるよね」ぐらいにしか思わないが、こうやって並べられてみると、そのうつくしさにはっとする。

根 津駅の壁とマスクメロン壁はお気に召すだろうか。


 

 
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