■高所で米を炊く5つのポイント
標高の高いところでご飯を炊くポイントは5つあります。
1.アルミの厚いコッヘルを使う
ちなみにコッヘルってのは要するに鍋。去年はチタンのコッヘルを使いましたが、チタンの場合厚みがないので熱が局所的にしか伝わりません。米を炊くには向いてないようです。
という事で、アルミのコッヘルを持ってきました。大昔ホームセンターで1000円くらいで買った安物です。
2.水を多めに入れる
標高が高いと沸点が低いので、下界よりも米を長い時間「茹でる」必要があります(温度の低さを時間でカバー)。その時、水を多めに使わなければ炊ける前に焦げてしまいます。
だから水を多めに使います。
3.コッヘルの蓋の上に石を載せる
石を載せるとコッヘルの中の圧力が上がり、ちょっとだけ圧力鍋の様になります。どのくらいの効果なのか数値では判りませんが効果がありそうな気がします。
4.とにかく弱火でコトコト炊く
強火で炊くと炊ける前に水が無くなって焦げてしまいます。だから、一度沸騰したら後は極力、火が消えるギリギリの弱火で炊いていきます。
コッヘル内の水が無くなってパチパチと音がして焦げの匂いがしたら火を止めるんだそうです。タイミングが難しそうですが頑張ってみます。
5.炊けたら蒸らす
炊けたからってすぐに食べてはいけません。10分ほど蒸らしてから食べるとふっくらします。これは、まぁ、下界でご飯を炊く場合もで同じですね。
以上5つのポイントに注意してご飯を炊いてみました。実践編は次ページで。 |