形からはいろう。
上海の大型スーパーで砂糖入りのお茶再現に必要なものを探す。目盛りのあるコップ、つまり理科の実験で使うビーカーがあればいいのだけれど、どこの国のスーパーにしてもビーカーが売っているスーパーなんてそうあるわけでもなく、上海のスーパーにおいても売っていなかった。
大さじや小さじを駆使する方法も考えたが、そもそも中国のスーパーでは、ラーメンについてくる「中国式さじ」しか売ってない。ならばと1グラム単位で重さをチェックできる電子はかりを利用することに。
もちろん加えて検証すべきジュースと砂糖を各種購入。これで準備はOKだ。
ボトルには日本と同様に成分表示が書かれている。低糖版の成分は、それぞれ無糖版に記されたお茶などの成分以外に「白砂糖」の成分が付加されている。また糖度表示も書かれているが、たとえば生茶は「糖度≦4.5%」と曖昧な表記だ。うん、それでこそ調べがいがあるというもの。 |