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フェティッシュの火曜日
 
昭和の写真を撮る
昭和50年、海水浴に行った浦安で


最近とった写真がものすごく父親に似ていた。

若い頃の父親の写真にそっくりだった。服をむかし風にして写真が色あせたらどっちがいまの写真か分からないかもしれない。

どっちが親でどっちが子供か。どっちが21世紀でどっちが20世紀か。ちょっとした細工で写真が一気に昭和の雰囲気になるのは興味深い。

むかしの父親コスプレを通じて昭和の写真をとってきました。けっこうどこの家のお父さんにも当てはまる雰囲気だと思いますよ。(林 雄司

注) 茶色の文字で書かれたキャプションは創作です。



むかしの写真の特徴を考える

当サイトにもときどき古い写真が載っている(→これこれ)。古くなったカラー写真の特徴として以下の点があげられると思う。

・赤が鈍い色に
・全体に青かったり黄色かったり
・フチ+日付がある
・ざらついている

全体に彩度が低い。これらを参考に画像加工ソフトで写真を加工してみた。

ことしの7月、新橋のお祭りで
昭和51年6月

けっこう昔っぽいの写真になったと思う。あとはポーズと服装だ。

 

むかしの写真には照れがない

むかしの人はみなポーズを決めているのだ。

ポケットに手を突っ込んだり腰に手を当てたり。ピースではなく、全身でポーズ。石原裕次郎の影響だろうか。カメラに正面から向き合っていてカジュアルな表情を撮ろうなんて意識はゼロだ。

今回、記事を書くにあたって僕の周りの30代に聞いてみたがどこの家も両親のむかしの写真はかっこつけていると言っていた。よかった、うちの両親だけじゃなくて。

ポーズを変えてみよう。

2007年の僕。
1977年の僕。

ついでに服装も変えた。

むかしの父親風の服を古着屋で買ってきたのだ。細くてぴったりしてる。ズボンはすそが広がっていてかっこいい。左のいまの僕がはいているような破れたジーンズなんてはくわけがない。ましてやニットキャップなんて、である。

白シャツのほか、茶色でコーディネートした服も用意した。秋の父である。

もうこれだけで昭和の海だけど

肩にジャケットをかけた堂々としたポーズ。これだけでじゅうぶん昭和な雰囲気だが、写真を加工すると………


会社の慰安旅行で訪れた真鶴にて

ポケットにウイスキーを忍ばせてそうな写真になった。

髪型もぴっちり。きっちりしていることがかっこいいのだ。そういえば父は僕の髪が長いと「なんだその病人みたいな頭は!」と言っていた。

 

しかし勢いあまって変態に

当時を意識してタレ目サングラスをかけたところ、むかしの人というかちょっと変態っぽくなってしまったのが気になるところだ。


ヘンタイ王子

タレサンは浜崎あゆみさんも愛用して流行りのアイテムになっているはずなのだが僕がかけるとアブノーマルな匂いがしてくる。

ファッションもエッジが立ちすぎると30年後には変態っぽくなるということだろうか。

では、30年前にタイムスリップして写真を撮ってこよう。


カルチャーカルチャーのまわりでちょっと写真撮ってきます。

ここで30年戻る


昭和50年。できたばかりの13号地にて


 

 
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