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ひらめきの月曜日
 
釜めしの釜を再利用したい
台所の奥の奥から引っ張り出してきました


釜めしの釜を再利用したい

夏休み、実家に帰省したときのことである。台所で意外なものをみた。釜めしの“釜”である。つい「意外なもの」と書いたが、実際の感想は「ああ、この家にもあるのか…」だった。

あなたの家にもありませんか? 何に使うのか目的がハッキリしないまま、とりあえず何かに使えそうだからと、戸棚の奥に仕舞いっ放しになったままの“釜”が。

私の家にもある。まだ長野新幹線が通る前、横川駅を通ったときに購入した駅弁の残骸だ。「こんなに立派な器だもの、何かに使えるハズ」と取っておいたはいいが、未だに使っておらず、単なる場所塞ぎと化している。

せっかくだからこの際、いろいろと使ってみようじゃないか。

高瀬 克子



いろいろな使用法

さて、実家にあった釜だが、なんと現役で使用されていた。台所のテーブルにドーンと置きっ放しなっており、ものすごい使用感を醸し出している。

「お、一体なにに使っているのかな?」とフタを取ってみて愕然とした。


年季の入った、いや、入りすぎた釜。
ぎっしり詰まった梅干し。食べかけまで入っている。

な、なんて貧乏くさい…。いや、こうして駅弁の容器を捨てずに取っておいてる時点で十分に貧乏臭くはあるのだが、それにしたって、という話である。

母曰く「重くてどっしりしてるし」「梅干しの酸で容器が痛まないし」「冷蔵庫に入れる必要がないし」「フタまで付いてて便利でしょー?」とのことであったが、いや、うん、そ、そうか?

私が実家住まいなら「ちょっとー、コレなんとかした方がいいんじゃないの?」と言えるのだが、もう家を出た娘には何も言えない。

ふと横を見ると、こんなものまであった。


明石名物ひっぱりだこ飯の容器。これも駅弁じゃないか。
中はやっぱり梅干し。なぜ。

とにかく、この家が素焼きの容器と梅干しが大好きなことは分かった。今度帰省するときは、ちゃんとした素焼きの器をプレゼントしたい。

ちなみに、周囲の人に釜の使用法を聞いてみたところ、
・植木鉢として
・ネコが飲む水を入れる容器に
という意見が集まったが、一番多かったのは
・とくに使ってるわけじゃないけど、なぜかある
というものだった。

やはりあの容器とは一度きちんと向き合う必要がある。

 

釜めしが食べたくなった

ずっと釜めしのことを思い続けていたら、どうしようもなく中味が食べたくなってきた。考えてみたら、もう何年も食べてない。

釜めしを作っている「おぎのや」のホームページには「今年の駅弁大会への出品は終了しました」と書いてある。うーむ。どこかのデパートで気軽に入手出来るんじゃないかという目論見はあえなく崩れた。

だったら横川まで行かないと食べられないのか? と、さらに調べてみたところ、東京から一番近い販売所が群馬の高崎にあるという。

…よし。高崎なら行ける。


というわけで、やってきました。

 

 

 
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