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土曜ワイド工場
 
外国人は短パンが好きすぎでは
短パンで闊歩する仲良し3人組


大阪に住んでいた頃は京都や奈良によく行ったが、短パンをはいた外国人をよく見かけた。

そんなに暑くないときでもガンガン短パンを見かけた。

真夏でなくてもみんな短パン。春でも秋でも、冬にだっていたかもしれない。日本にいる外国人はとにかく短パンだ。

日本で普通に暮らしてる側にとっては妙に違和感をおぼえるので、一体どれくらい短パンをはいてるのか調べてみた。

ざんはわ



今日の登場人物

 石川大樹 ざんはわ

 大北栄人 ざんはわ (ざんはわは二人いる)

 きよしさん 浅草で毎日写真を撮っている


浅草寺

いかにも観光客な外国人たち

まずは浅草で調査

 大北

外国人旅行客が多いところ、ということで浅草に来た。

東アジア系外国人は判別が難しいので、非東アジア系外国人を片っ端からカウントしていった。

これでみんな短パンはいていてくれるといいのだけれども、と心配していたのだが。

 石川

調査日は9月25日で、日本人の季節感なら短パンはなかなかはかない時期だろう。

調査項目は短パン、サングラス、リュックサック、ウエストポーチ、首にかけたカメラ、の5つ。

外国人観光客によく見かける格好を思い出して決めた。


オー、短パーン!
オー、ノット短パーン。

オー、短パーン!
オー、ノット短パーン。

 大北

外国人ばかり見ていると心の中では片言の日本語になっていた。

短パンガー、オオイネ!デモノット短パンモー、オオイネ!と、一喜一憂しながら写真を撮っていく。


オー!短パーン!サングラース!
オー、ノット短パーン。デモサングラース。

オー、カサー!

 

 

短パンも多いがサングラスも多い

 大北

短パンも多いがサングラス多い。たしかによく晴れた日だけど、日本人でサングラスした人は見かけなかった。

リュックやカートの大荷物な人も多いのだが、手ぶらの人も多い。日本人はみんな手ごろなサイズのバッグを持っている。

あと傘持ってる外人がいた。
「ジャパンの浅草楽しかったけど、おれあんとき傘持ってて傘が邪魔だったんだよなー。」
そんな一生の思い出になるんだろうな。



 石川

男性のサングラスと短パンの率は50%近く、かなりのものだ。

たいして意外といないのがウェストポーチ。イメージだけの勝手な外人像だったかもしれない。

ちなみに男性と比べると女性のほうが短パン、リュック率は少ないようだ。

いっぽうでサングラスは男女の区別なく人気。せっかく寺を見にきたのにサングラスかけてたらちゃんと見えないじゃん、と思うのは僕が日本人だからだろうか。

 

 

きよしさん。自慢のカメラと1枚。

きよしさんの写真仲間

きよしさんの作品。浅草にF1がやってきたときのもの。

きよしさん現る

 大北

門に腰掛けていると、業者が門柱の扉を開けて中に入っていった。「あの人たち中で何するんですか?」と隣にいたおじさんに尋ねてみた。それがまずかった。話が止まらない。

このきよしさんは毎日のようにこの浅草寺に散歩に来ているそう。あいつも友達で、ほら、あの人も、とここ浅草寺にはカメラをぶら下げたオーバー75歳組がいるのだとさ。

毎日来て何やってんの?と聞くと、趣味のカメラでお寺を撮ったりあとは外国人がやっぱり画になるから声かけて撮らせてもらってる、という。

おー、外国人。タイミングのいいおじいちゃんだなあと思い、なんで外国人は短パン履いてんの?と聞いてみた。

 きよしさんの考える「外国人が短パンを履く理由」

★ファッションっていってもそれぞれじゃんか
★あちこちの国から来てて色々あるじゃんか
★おれくらいの歳になるとファッションなんていっても10〜20年くらいでリバイバルだなんだっつって繰り返すじゃんか
★やっぱりパーッといってどんどん喋って言葉が通じなくてもいいんだからさ、どんどん喋ってパーッとやって友達になってったほうがいいよ

 大北

よくわからなかった。

外国人を写真に撮ってるんすよねー、と話を戻すと、浅草寺に来る観光客の写真を撮らせてもらって、写真を送ったりして友達になったりしてるという。

英語喋れるんですか?と聞くと、「友達に例文教えてもらったからさー。ほら、おれ10ヶ国語喋れる友達がいるじゃんか?」

知らん。


 石川

大北がなんかしらないおじさんに捕まっている。最初は僕も一緒に話を聞いていたのだが、長そうなので途中で聞くのをやめて、ずっと外国人を数えていた。

ノートに書いた「正」の字が7つ、8つと増えていく間も、大北はずっとつかまっている。そんな光景がだんだん面白くなってきて、話している二人を遠くから撮ったり、おじさんの繰り出す名言をメモったりしていた。ちなみにお気に入りの一言は、「毎日写真撮ってて熱心ですね」に対するきよしさんの回答。

 きよしさんの回答

「別に用事ねえからさあ。」

面白いからもうしばらくそのままにしておこう。


パシャシャシャシャときよしさん必殺の連写シャッターがうなる

あくびをしてるおもしろい人

 大北

きよしさんがパシャシャシャシャ!!とすごい勢いでアジア系の観光客を望遠×連射で撮り始めた。

 きよしさんの写真論1

ほら、こんな風にさー、あくびをしてたりしたらおもしろいじゃんか、連射だとここからいいのだけ撮れるじゃんか。お、あれも友達(※前述の写真仲間)なんだよー、いっつも撮ってあげてんだよー。

とカメラを連射するきよしさん。座ってるおじいちゃんがバシャシャシャシャ!!とすごい勢いでカメラに収まっていく。

 きよしさんの写真論2

ほら連射だとこんな風に撮れるじゃんか、そん中からこれとかいいのだけ抜けばいいじゃんか

一連の写真を見せてくれたきよしさん。連射のため、
1.人影に隠れているおじいちゃん、
2.ちょっと見えてるおじいちゃん、
3.もうちょっと見えてきたおじいちゃん、
4.5.…
とデジカメの画面にはエンドレスで「おじいちゃんちら見グラデーション」が続いていた。雑誌付録のパラパラヌードのようにおじいちゃんの姿が段々現れていくのだ。ほんとどうでもいい!

 

 きよしさんの写真論3

君のカメラで撮るとそんなだけど、でもいいじゃんか、みんな好きなように撮ればいいんだよ、機材なんて関係ないじゃんか

名言である。

しかしおれはそもそも「なぜ業者が門の中に入っていくのか?」が知りたかっただけなんだった。そんなことをぼんやり思い出していた。

 

 

 

 
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