答えはノオだ。スイカをご飯と一緒に口に入れると、不思議なくらいご飯を感じなかった。一瞬やわらかいスイカの食感に口の中が支配されるのだ。あ、これはうまいスイカだぞ、と思って噛むと、スイカ汁の中に米が泳ぐ。そして両者はそのまま飲み下すまで一歩も譲らずにふらふらと口内をさまよう。だめだこれは。
だけどまだ一つ目だ。今後に期待、ということで忘れたい。
この先はおかずとしてテストに臨んだ果物たちと、それをご飯と一緒に食べている僕の表情をざっと紹介したい。味を表現するのは言葉ではなく表情が一番正直だと思うのだ。それではまずみかんから。 |