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はっけんの水曜日
 
避難訓練カフェの杉本さん
カフェの内装工事はほとんど自分たちでやったそうだ。


世田谷区の下ノ谷に「避難訓練カフェ」というカフェがある。

 そのカフェを作る時に、僕が1年前に書いた本「30日間マクドナルド生活」に収録された「30日間避難訓練生活()」を参考にしたと聞いた。

 その話を聞いてから一度はお邪魔せねばと思っていた。ということでカフェの取材に行ったのだが、話してみたら店主の杉本さんが面白すぎた。今回は取材対象がカフェから杉本さんにシフトしていく様子をお伝えします。

すげぇよ、杉本さん。

※・・・1ヶ月間非常食だけで生活する企画。最初は電気、ガス、水道が全部ストップ。寝る時は屋外とか飲まず食わずで48時間とか、緩いながらも被災生活を疑似体験してみようという内容。ネタで体調を崩した唯一の企画。

(text by 松本 圭司

やたらとお腹が空く商店街。DAISUKIで出てきそう。

■避難訓練カフェは三軒茶屋から徒歩10分

 避難訓練カフェは田園都市線、三軒茶屋駅から歩いて10分ほどの場所にある。カフェに向かう途中に商店街を通った。

 そこには総菜屋さんや揚げ物やさん、肉屋さんに、活気のある八百屋さんが並んでいた。良い匂いがして、道行く人とお店の人の活気があって、良い商店街だなぁと思った。

テクテク。

 そんな商店街を抜けた先に杉本さんの避難訓練カフェがあった。ドアをくぐると杉本さんが「いらっしゃいませ!」とニコニコしながら迎えてくれた。

 

■避難訓練カフェってどういうお店ですか?


杉本さんは自分用しかない制服を着ている。「おじいちゃんカジュアル」を実践した格好なのだそう。おじいちゃんカジュアルについてはまた今度書くかも。

では早速杉本さんに話を伺おう。

松本(以下松)「そもそも、最初は別のカフェだったんですよね?」

杉本さん(以下杉)「そうですね。最初は世田谷をテーマにしたカフェでした。4年くらい前に始めたと思います。最初は仲間みんなの店だと思ってたんですが、ある時『ここはお前の店だろ』って言われて。えー!そうだったの!って思ったら自由になった気分になりまして。今年から避難訓練カフェにしてみました。」

すごい。たった4行で怒濤の展開である。

 まず、なぜ下ノ谷でカフェを開いたのだろう?更に、店のテーマを変えて、そのテーマがよりによって避難訓練ってのが判らない。下ノ谷でカフェを開いた経緯は後で聞くとして、まずはメインの避難訓練カフェについて聞いてみよう。メモメモ。

松「なんで避難訓練だったんですか?」

杉「防災とか避難って辛い事じゃないですか。でも考えないわけにはいかないでしょう。どうせ考えるなら楽しい方がいいですよね。だったら『たのしい防災』をテーマにしたカフェがあっても良いと思って始めました。駄菓子バーとかメイド喫茶もあることですし。」

なるほど、超前向き。

 実は杉本さんには以前一度お会いしている。後述の「せたがやじん」の中の人になった時だ。その時も「なんだかいつも楽しそうにしている人だなぁ」と思ったものだが、改めて話してみるとやっぱり面白い人だ。フンフン。

松「棚に色々非常食が並んでますね。あ、あの缶詰美味しいですよね。」

杉「あははは、あのご飯は人気ありますよ。」

僕も食べたことがある非常食が並んでいてなんだか懐かしい。


レスキューフーズがズラリ。アルミ粉末の化学反応で温かくして食べられる非常食。缶が可愛い(オレンジのやつ)。

100時間ロウソク。下が吸盤になっているので揺れても倒れない。火はいいよね。暖かみがあって。

 

棚にはズラリ非常食。災害関連の本も沢山あります。
避難訓練定食A。お店で普通に全部買い揃えると1000円くらい。カフェで出していた値段も1000円。儲け、ないですよね?

■非常食について

非常食について伺ってみよう。

杉「非常食は仕入れとか在庫の管理がすごい楽で良いですよ。消費期限が長いから在庫リスクがほとんど無いんです。」

 確かにそうだ。非常食は3年から5年の消費期限がある。3年あれば、よほど大量に仕入れなければ捨てる事にはならないだろう。エコノミーでエコロジーでロハスでスローフード(消費期限の長さ的な意味で)である。

お、アレ、備蓄王ですね。カレーは食べたことありますが牛丼もあるんですね。

杉「これは最近仕入れ始めたんですが、これはとにかくご飯が美味しいです。社長さんが面白い人でしたよ。」

 備蓄王とは、セックコーポレーションという会社が売っている非常食。ヒモを引っ張ると生石灰が水と反応して熱くなる仕組みになっているのだ。

 ただ熱くなるだけじゃなく、ご飯を蒸すようにして温かくなるので非常に美味しく温まる。米の美味しさで言えば、他の追随を許さない非常食である。

 僕は件の「30日間避難訓練生活」の中で、これを寒い河原で食べた。寒さ+空腹でまいっていた僕は備蓄王の美味しさに感激したものだ。

ただ、河原だけに、犬のウンコが目の前に落ちていた。食べ始めてから気が付いた。面倒だったのでその場で食べ続けた。

ウンコ見ながらカレー食べたのなんて後にも先もその時だけだ。

 

■牛丼、食べてみます?

 牛丼、いいなー、いいなーと言っていたら杉本さんが食べます?と言ってくれた。なんだか催促したみたいで申し訳ないが、素直にいただきます。


備蓄王3種類。カレー、牛丼、ハヤシライス。

杉「じゃあ、牛丼食べてみます?実は松本さん用に用意しておいたんです。」

わぁ、やった!僕は小躍りしながらパッケージを開けた。備蓄王は食べるまでにやや手間が掛かる。バリバリ。


1.ご飯だけパッケージを開けて加熱部分に置く。ご飯の下は、蒸気は通すけど液体の水は通さない不織布みたいな素材になっている

2.ご飯の上に蓋をしてその上に具のパックを載せて、更に紙のパッケージで覆う(初期状態に戻す)。

3.ヒモを引いて8分待つ。


4.温まったらまたパッケージを開けてご飯の上に具を掛ける。

5.熱々の牛丼を食べる!

 

思わず眉毛も下がる(そりゃいつもだ)美味しさ。うめぁー。

湯せんして温めたお粥缶が超美味そう。塩が強い長期保存用梅干しとの相性もバッチリ。減塩なんて軟弱な事を言ってたら非常食にはなれないのだ。

■美味いよ、備蓄王

 これが、確かに美味いのだ。蒸気で蒸されたご飯は火傷しそうに熱々で嬉しい。杉本さんの話では、急に大量の食料が必要になった時にも使われるのだという。

杉「こないだの世界陸上ではスタッフの弁当が足らなくなって備蓄王が配られたらしいですよ。他には刑務所の非常食として使われたりしてるみたいです。姉妹品に夜食王ってのがあるんですが、それはホテルの自販機で売られてるそうです。」

 意外に浸透している備蓄王。考えてみたら、混乱した世界陸上の現場も非常事態なわけで、非常食の出番となってもおかしくないだろう。富士スピードウェイでも食べられたかしらん、などと考えながら牛丼をかっこんだ。ハフッハフッ。

杉「やっぱり食べ物は温かいと美味しいですよ。あたたかさの勝利です。」

 僕もそう思う。温かい食べ物を食べると本当にホッとする。山に入った時もそう思う。カロリーメイトだけでもなんとか体は動くのだが、ちゃんと温かいと精神的に満たされるのだ。食において温かいってのは非常に大事なのだ。

同行者はお粥の缶詰を温めてもらって食べていた。温かくて美味しそうだった。

松「そういえば気になったんですが、あそこの棚に並んでる非常食の値段、普通にその辺の量販店と同じ値段ですよね?あの値段で儲けってあるんですか?」

杉「いやー、無いですね(笑)。あんまり儲けとか言い出すと面白くないですし。」

ホントに変わった人だ。

 

乾パンは好きに食べて良いとのこと。ポリポリ食べながら話を聞かせてもらった。美味いよ、乾パン

カンパの缶が隅に置かれていた。気が向いたらカンパだ。

■なぜカフェを始めることになったのか?

牛丼、美味しかった。

松「ごちそうさまでした。美味しかったです。そういえば、どうして下ノ谷でカフェを始めたんですか?」

杉「最初はまちづくりの仕事をしてたんです。エコー仲見世って商店街が駅前にあるんですが、そこに駄菓子屋を作ったのが最初の仕事でした。」

 三軒茶屋仲見世商店街が経営している「なかみせ茶屋」を、商店街の空き店舗に作ったのだという。ホントに色んな事やってますね。

 以後、下ノ谷にカフェ兼事務所を開いてまち作りに関わってきたのらしい。どうせ事務所を開くなら、ただの事務所よりカフェの方が面白そうだと思ってカフェにしたという話も、なんだか杉本さんらしい。フムフム。

杉「カフェ単体は商売としては成り立って無くて、事務所の方の仕事でお金を稼いで、それでカフェを運営してる感じです。」

 ちょっと道楽っぽく聞こえるが、カフェが縁で交流が生まれ、仲間や友達が増え、仕事も縁も広がっていっているのだ。単なる趣味って訳じゃなくてちゃんとプラス方向に働いているのが凄い。

ショールームとかアンテナショップ的なものと考えればいいのだろうか。

壁にはイベントや企画のラフスケッチやチラシのサンプルが貼られている。

 

わたしショップの模型。可愛い。

わたしショップ、試作1号機。設置は簡単。片づけも簡単。

■これ、なんですか?わたしショップ?

壁に貼ってある写真やイラストの中に、妙な物があったので聞いてみた。

松「これ、なんですか?パネル?お店???」

杉「それはですね、シャッターを下ろしたお店の前に省スペースで露店を開ける屏風式のお店です。」

 この後聞いた杉本さんの話を要約するとだ。近頃の商店街にはシャッターが降りっぱなしのお店もある。そのお店の前に屏風式店舗を広げて露店を開く訳だ。

すると、開いているお店と屏風式のお店が途切れなく繋がって商店街全体が開店している風に見えるようになるだろう、と。

杉「わたしショップっていうんです。11月23日に下ノ谷でイベントをやりますが、そこで10台が使われる予定です。」

松「わたしショップ!あはははは、ダジャレですね(笑)。」
(銀座に沖縄のアンテナショップでわしたショップってのがあるんです)

 名前はダジャレだが、幅60cmでお店が開ける優れもの。設置も撤収も簡単で、しかも屏風構造で強度が保たれる仕組みだ。よく考えられている。

杉「テレビで紹介されたのですが、それで大学の先生が興味を持って今は学生と一緒に作ってますよ。」

松「テレビ?」

杉「6月に『新日本紀行ふたたび』という番組に出たんです。見ます?」

松「見ます見ます。見せて下さい。」

[参考リンク] 新日本紀行ふたたび

 

■商店街の活気を取り戻したい


色んな事に精力的に取り組む。考えるだけで終わらず、実際に行動するのが凄い。

40分の番組中、ほとんど主人公は杉本さんだった。

 番組では、わたしショップで商店街に活気を取り戻そうと奔走する杉本さんが描かれていた。30年前の下ノ谷商店街は、それはそれは活気に溢れていた。30年前の新日本紀行に出演していた店主達も、30年分年をとって登場していた。

 30年前の映像と比べると、確かに今の下ノ谷商店街は活気がない。僕は活気があるように見えたのだが、それでも全盛期には遠く及ばないのだそうだ。

その状況を変えようとする新しい風として杉本さんは、年老いた商店主たちに歓迎されているようだった。

松「でも、どうして下ノ谷なんです?出身地違いますよね?」

杉「出身は茨城です。まち作りの仕事をするに当たって下見に来たのですが、ここでは、商店街のオジサンが道を歩く大人や子供に「おはよー!」とか、「おかえり!」とか言ってたんですよ。この町では"こんにちは"と"さよなら"が現存しているという驚きがありました。それで気に入ってしまって。」

ここまでの話を大雑把にまとめるとこうなるだろうか。

1.まち作りの仕事をしていた。

2.下ノ谷に下見に来て町に惚れた。

3.駄菓子屋を作ったり、事務所兼カフェを始めたり。

4.そのカフェを避難訓練カフェにしてみた。←いまここ

5.で、その先は?

松「凄い行動力というか・・・、じゃあ次は何をしようと思ってるんですか?」

杉「11月の3日と4日にアートフリマを開きます。」

松「おー、アートフリマ!」

僕が初めてせたがやじんに入ったイベントである。

 

僕がせたがやじんの中の人になった時の写真。丁度2年くらい前だったかなぁ。中は結構快適。

■ここでせたがやじんについて解説しよう

 「せたがやじん」とは世田谷の世の字を顔にデザインした、世田谷のマスコット的キャラクターである。胸には世田谷区の形があしらわれている。

杉「これ、実は酔った勢いで生まれたんですよ。なにか世田谷のキャラクターを作ろうという事になってデザイナーの友達と酒を飲みながら考えたんです。」

松「酔った勢いで生まれた、て。」

杉「アートフリマの第1回目の時に、知り合いから『おしゃれパンダ』の着ぐるみを借りまして。それを客寄せに使ったら、キャロットタワーでやったイベントの動員数では、過去考えられないくらい人が集まっちゃったんですよ。それで、自分たちでもキャラクターを考えて着ぐるみを作ろうという事になりました。」

着ぐるみパワー、凄い。当サイトのZくんの頭も人気があるし、着ぐるみには凄い集客力があるという事なんだろうか。

杉「デザインは、体は食パンマン、色はなんとなく緑。でも緑のキャラクターなんているか?って話になって。いや、ガチャピンがいるから大丈夫だ!と、緑になりました。」

松「約束されたキャラクターですね。」

杉「それで、業者に見積もりを頼んだら200万円とか言われたんですよ。そんなお金はありませんから、ユニクロのフリースを元にしたり、色々工夫して自分たちで作りました。」


せたがやじん、チラシを渡してボーッとする。

杉「以前松本さんに入ってもらったせたがやじんは3代目です。かなり改良されてるんですよ。」

松「あれは良くできてました。剛性もあって、着ていて不安がなかったですよ。」

杉「最初のは目が小さかったりして、子供に怖がられました(笑)」

 目が小さいせたがやじん・・・。たしかに怖いかも知れない。そういえば、アートフリマの話を書いていない。じゃないと話が繋がらないな。

次はアートフリマについて書こう。

 

せたがやじんの漫画もある。作者のフルタハナコさんのサイトはコチラ

ぬいぐるみせたがやじん。かわいい。

■アートフリマとは?

 アートフリマとは、アート作品を作った人が、自分の手で売るお祭りみたいな催しだ。今度で8回目になるそうだ。いつも大体、三軒茶屋のキャロットタワーで開かれている。

 アート作品以外にも、地元の野菜で作った料理を出すカフェあり、お菓子ありで、割となんでもアリなのだ。アートというか、物づくりの即売会的であり、地産地消なのである。

 そのアートフリマを始めたのも杉本さん達で、その客寄せに作り出されたのがせたがやじんなのである。おお、繋がった。

まとめると、こういう流れである。

1.アートフリマをやろうと思った。

2.1回目でおしゃれパンダを客寄せパンダにした。

3.すごく人が集まったので、自分たちのキャラクターを作ろうと
思った。

4.せたがやじんが生まれた。

5.2005年秋のアートフリマで僕が中に入った。

6.今度の11/3、4に第8回が開催される。←いまここ

何事においても凄い行動力と実行力である。世田谷の人は今度のアートフリマに行ってみたら良いと思う。楽しいよ。せたがやじんの実物もいるし。

■世田谷アートフリマ vol.8
2007年11月3日(土)・4日(日) 11:00〜18:00
世田谷文化生活情報センター(三軒茶屋・キャロットタワー)

■世田谷アートフリマ in セタビ
2007年11月3日(土)11:00〜16:00
世田谷美術館エントランス前広場

[参考リンク] 世田谷アートフリマ

 

鶏肉のメンチカツ。美味いよ美味いよ。また食べたい。

レティシアの塩チーズケーキ。美味すぎる。

■カフェだから、人がたくさん訪れる

 話は飛ぶが、取材中にお客さんが何人も訪れている。地元の商店街の人だったり、杉本さんの友達だったり、一緒になにかをやっている人たちだ。

 更に、隣の鶏肉屋さんが余ったメンチカツ(中身は鶏挽肉)をくれたり、お茶屋のおばあちゃんが飴をくれたりするのだ。

 すごい、ちゃんと人が集まる場所になっている。というか、気軽に人が来やすい仕事場っていう感じなんだろうな。実はすごく良い仕組みなんじゃないだろうか。お客さんは、カフェのお客さんであり、仕事仲間であり、事務所仕事のお客さんであるわけだ。

いつしかお店には人が集まり、酒盛りが始まった。

 持ち寄ったお酒や食べ物がテーブルに並ぶ。「うちは持ち込みOKなので(笑)。そばの出前も取れますよ。8時までですけど。持ち込み料も勿論取りません」と、杉本さん。

すげぇ。持ち込みOKの飲食店ってなんだそりゃ。

 オマケに、レティシアというお店の塩チーズケーキも出してくれた。同行者が食べたがっているのを知って、用意してくれていたのだ。

「赤ワインに合うチーズケーキって事で考えられたんです。甘いのは表面にうっすら付いてる砂糖と、真ん中にあるイチジクだけなんですよ。」

 塩チーズケーキも、メンチカツや唐揚げも美味しかった。非常食の乾パンも美味しかった。それは単体としての美味しさに、更にお店の雰囲気、杉本さんの笑顔と話が加算されたからなのだろう。


イチジクがまた良い仕事してるんだ。作った人の思いを感じる逸品だった。

 

いつの間にやら、酒やつまみが並んでいた。ほぼ、持ち込み。

ぎゅうぎゅうに詰め込んで20人くらい入るそうです。マジっすか。

■まとまる自信がないので、ここからは箇条書きでお送りします

 杉本さんの活動は多岐に渡っていて、とても1回の記事でお伝えする事が出来ない。僕の記事構成能力の限界を簡単に超えてしまった。

詳しい紹介はまた今度ということにして、残りのお話は端折って簡単に紹介させていただく。

・腐女子ナイト、停電ナイト、持ち込み企画
 避難訓練カフェでは、たまに人を集めて会費制のイベントをやっている。誰かが企画を決め、資料などを作って発表する形で、ロフトプラスワンとかカルカルの小さいバージョンといえるかもしれない。

 持ち込み企画も面白ければやっていきたいとの事なので、なにかイベントをやりたいと考えている人は連絡を取ってみたらいいんじゃないでしょうか(まず1回カフェに行ってみたら良いと思います)。

・固い物とかつまんない物を面白くおかしくしていきたい
 杉本さんの行動原理である。とにかく、なんでも面白おかしくしてしまう。人間、つまらないものをつまらないと思って取り組んでも成果が出ない物である。いかに楽しくするかって大事だと思う。この辺、DPZと通じる心意気を感じる。

・卓上区民農園
 小さなプラモデル的な庭の模型(?)に、世田谷の大根の種を撒いて育てるキットを作ったそうだ。種を撒く部分はスポンジになっている。撒いた種はかいわれ大根の様に成長していく。詳しくはメモしそびれた。

・米袋でじゃがいもを育てる
 杉本さんは東農大で学んでいたそうで、農業について非常に詳しい。じゃがいもは下に根を伸ばすので、プランターより米袋に土を入れて育てると良く育つのだそうだ。来年やってみようかなーと思った。

 ちなみにサツマイモは横に根を伸ばすので土が浅くても育ちやすいとかで、屋上緑化したところで栽培しやすいそうだ。

・11/23に「三茶・下ノ谷縁日」がある
 前述した「わたしショップ」がデビューする三茶・下ノ谷縁日が開催されるそうだ。実際にわたしショップがどう使われるのか見に行きたいなーと思っている。

 あの話もこの話も、まだまだ聞いた話は尽きないのだが、まとまりがあんまりに無くなってしまうので、他の話はおいおいと言うことで。今回は大体この辺で終わりとさせていただきます。

 

■最後に、杉本さん関係のリンク集をどうぞ


このこぢんまり感がいいよね。落ち着く

■世田谷耕業
http://kougyou.jp/
多分、杉本さんのメインサイト。

■避難訓練 カフェ下ノ谷
http://kougyou.jp/cafe/index.html
ちなみに、「下ノ谷」は「したのや」と読みます。

■世田谷ネット 80万人内輪ウケ!
http://www.setagaya.net/
もともとは、このサイトの運営を任されたとこから始まったみたい。

■有限会社オモスロウ
http://omoslow.jp/
面白くて新しいものを、余裕をもってスローに作りたいというコンセプトの会社。杉本さんは取締役なのだそうだ。スタッフ紹介に載ってる活動履歴が社長と違い過ぎてて凄い。

■せたがやつながり[世田谷SNS]
http://sns-setagaya.jp/
世田谷のSNSだそうです。

■せたがやじんブログ
http://setagayajin.setagaya-net.jp/
せたがやじんのブログです。中の人などいない!


 このリンクだけ見ても、どれだけ色々やってるかが判るという物だ。すごい。また杉本さんが面白いことを始めたら紹介させていただきたいと思います。最後まで読んでくれて、ありがとうございました。

 杉本さんは掘れば掘っただけなんか出てくる人だ。

 アレも紹介したい、これも書きたい、と思って書いていたらこんな長さになってしまった。縦に掘っても横に掘ってもネタだらけだ。サツマイモとジャガイモを合わせたような人である。

  なんだか途中から宣伝っぽい記事になってしまったが、別に杉本さんに買収されている訳ではない。カフェを中心に広がる縁も、フラッとカフェを訪れる街の人も、僕も、みんな杉本さんに惹かれて自ら動いているのだ。関わりたいと思ってしまうのだ。なんだ、催眠術とか掛けられてるのか。

杉本さんは、外から見る限り力んだところなんて一つもなくて飄々と、ニコニコとしている。

そこに人が集まっていく。引力があるんだと思う。

 この記事で杉本さんに興味を持ったら、下ノ谷のカフェを訪れてみたら良い。多分、入るのにもの凄い勇気がいると思うけど、杉本さんがお店にいたらきっとニコニコしながら「いらっしゃい」って言ってくれると思うよ。


 
 
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