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ひらめきの月曜日
 
しょうがの威力を確かめる


私をあたためてください。

風邪が治りきらず、長引いている。「もう大丈夫かな」と思っても、ゾクッと寒気がしてまた微熱が出たり、気管がグズグズ言い出したりと、かなりしつこい。

そんなおり。日刊デイリーで「風邪の予感がしたとき」というお題の投稿を募集したところ「ちょっとくらいの寒気なら、しょうがが効きます」という意見がたくさん寄せられたことを思い出した。

知識として、しょうがに体を温める効果があることは知っている。だが、これまで風邪の時にしょうがに頼ったことはなかった。

本当に効くんだろうか? いや、疑ってる場合じゃない。いますぐ体をホカホカにしたい。

 

高瀬 克子



現在の体温

寝ながら汗をぐっしょりとかいたので、だいぶスッキリした。それまでの、まるで鉛のコートを着込んだかのような体の重さがなくなっただけでもありがたい。

だるくてだるくて仕方なかったのが、起きた時に「あ、なんか風邪が抜けが気がする!」と思う瞬間がある。あの、急に目の前が開けたような感覚は嬉しいものだ。

パジャマを着替えてストーブを付け、部屋を暖かくする。さらに、しょうがを摂取することで体内からも温めようではないか。今度こそ完全に風邪を追い出すぞ!

まずは、しょうがの前に体温測定といこう。


よし、平熱。

熱は完全に下がった。でも、ここで油断したらイカンのだ。風邪の息の根を止める覚悟で挑まねば、またぶり返す恐れがある。今年の風邪はかなりしつこい。

そういえば、ライターの松本さんが「アイスをたくさん食べると体温は下がるのか?」という企画をやっていたが、今回はその逆と言える。

果たして、しょうがを食べて体が温まれば、体温も上がってしまうのだろうか。


今回は、チューブのお世話になります。

生のしょうがもあるのだが、寒い台所ですり下ろす作業をしたくない。なるべく立ちたくもない。…というわけで、今回はチューブのしょうがに活躍してもらおう。

●紅茶+しょうが

まずは、一番簡単そうな物から。日刊デイリーに寄せられた投稿によると「紅茶にしょうがを入れた物を飲むだけで温まる」とのことだった。

どれ、やってみようじゃないか。


当然、ティーパックです。
そこへしょうがをニュルッと投入。
よーく混ぜたら、
できあがり。簡単すぎる。

これが非常に私好みの味だった。すごくおいしい。一見ミスマッチのようでいて、これはなかなかの組み合わせだ。

飲み進めていくうちに、明らかに「単に熱い飲み物を飲んでるだけじゃない温かみ」が体内から湧き上がってくる。いや、温かいというより、熱い。

額にじんわりを汗をかきながら熱を測ったが、体温に変化は見られなかった。やっぱり、そんなもんなのかもしれない。ちょっとガッカリ。


すごくホカホカなんだけどな。

 

●コーラ+しょうが

なんでも、中国には「風邪をひいたらホットコーラ&しょうが」という民間療法があるらしい。

なぜそこで漢方じゃないのだ。もっと効きそうな物がウジャウジャありそうな国じゃないか。なのにコーラ?


ま、物は試しだ。
またしても、しょうがをしぼり出す。
炭酸が沸騰すると、すごいことになりますよ。
…と言ってるあいだにもう出来た。

これが非常においしい。温めることで甘ったるくなったコーラを、しょうがの味がピリッと引き締めている。

味がなんだか妙に薬っぽくて、いかにも効き目がありそうなのも不思議だ。さすが中国。そういえば以前、母親が「コーラって薬臭くてイヤ」と言っていたが、なるほど、こうしてみると確かに薬っぽい。でも、ここではそれが功を奏しているように感じられる。

今度、彼女が風邪をひいたら「薬と思って飲みなさい」と薦めてみよう。


つぶつぶも一気に飲み干そう。

全身がうっすらと汗ばんでいる。ものすごく熱い。ホカホカを通り越してボカボカと言いたいくらい、熱い。

さて、体温に変化は見られるだろうか。


0.2℃上昇。

お、わずかではあるが上がっている。最初に飲んだ紅茶の分も、今になって効いてきたのかもしれない。

よし。この調子で、どんどん熱くなろう。


 

 
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