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ちしきの金曜日
 
カップラーメンをカップ焼きそばのように食べたい
おもに日清


最近、カップ焼きそばが好きだ。
でも昔はカップラーメン派だったのだ。

あの頃食べていたおなじみのカップヌードル達を、カップ焼きそばのように食べてみることはできないだろうか。

(text by ほそいあや



カップ焼きそばといえば、たいていソース味で麺も焼くわけでなくお湯で戻すものである。多少の加工の違いはあるだろうが、製品の構造はカップラーメンと変わらない。
味付けがスープに浸す方法か、ソースに絡める方法かの違いであるなら、カップ焼きそばと同じ手順で作ってみよう。「画期的な汁なしそば」が生まれるかもしれない。

さっそく実験をごらんください。



チリトマトヌードル

出たときは一時的な企画物かと思っていたが、意外と息の長かったチリトマト。


手順

まず粉と具、麺を分け、麺と具を湯でもどし、湯切りをしてから粉をシーズニングとしてまぶす。カップ焼きそばと全く同じだ。ちょっと気になるのが麺のコシだが、どうなんだろうか。


カップヌードルの麺は、麺がまんべんなく膨らむようにカップの中間にしっかりはまっている。
簡単に取り出せないのでカップを切りながら取り出します。
麺のすきまの粉も出来る限り落とし、分ける。
麺のみお湯で3分。しっかり湯切りをする。

シーズニングを麺にまぜ、しつこいほど馴染ませる。ゆでたてパスタにまぜるだけのパスタソースを使っているみたいな気分になる。

本当は商品のカップでやりたかったが、構造上破壊しなくてはならなかった。そこはちょっと心が痛む。

まだ気づいていていないが、具を湯で戻すのを忘れてしまった。

完成

真っ赤な色あいがトマトソースのパスタのようで皿に盛ってもあまり違和感がない。さっそく食べてみよう。

東南アジアの屋台とかでありそうですよ。

ふつうに作ったチリトマトヌードルとどちらが美味しいかと問われると、やはりふつうに作った方が美味しい。

…でも!おなじみの味なのに違った形状のものを食べているというのが気分的に楽しい。あと、猫舌の人にもすぐに食べられる。かきこむことのできるカップヌードル。新感覚ですよ。

こんなかんじでいくつか続きます。

 

ミルクシーフードヌードル

話題の新商品。クラムチャウダーのようなクリーミーさが魅力的。


ふつうに作る時は、お湯にお好みで牛乳を加えるとコクが増すそうです。
今度はちゃんと具も戻しました。

料理っぽい

お、なんか美味しそうだ。カルボナーラのような香りも見た目を合っている。
シーフードがごろごろ入っているせいか、一瞬ちゃんとした料理に見える。

カルボナーラ。

食べてみた。卵黄を入れてフライパンで炒め直したいと思った。クリーミーさがカップヌードルだったことを忘れさせる。粉チーズをふりかけて食べたくなる。

もともとカップヌードルでミルク味というのが異色だったのだから納得はできるが。良い方向に転んだようだ。


気分をかえたいときにお試しください。

 

カップヌードル カレー

ロングセラー。ごろごろと入ったじゃがいもがうれしい。


以前、カレーヌードルにはまった事があった。熱くてとろみのあるカレースープを飲み干すときの満足感といったらない。下手なスープカレーよりスパイシーで好きだった。

このヌードルに関しては、スープがメインで麺はおまけという考え方をしてしまうくらい、スープが本格的で美味しいと思っている。

スープのみたいなー…。

カレーうどん的

とろみのあるスープがそのまま麺にからみ、どっしりとした貫禄を漂わせている。すごい存在感。

なんというか、男らしい。

パンチの効いたランチがしたい時に!

ずるずるとすすっていると、凝縮されたスパイスが脳のどこかを刺激してくるような感覚だ。お湯を注いだ時よりも味は濃縮されるわけで、いっそうガツンと来る。むしろこれをおかずにご飯がほしくなる。
カレーうどん好きのかたにおすすめ。
ただ、飽きる。

 

シーフードヌードル

「トリビアの泉」で本場中国の料理人からの評価がナンバーワンだったくらい美味しいスープ。


私はこれがすきだ。お湯を注いだ上に、マヨネーズと一味唐辛子をかけて食べるとたまらない。体には悪そうなのでミニサイズにしているが、マヨの量は減らしていないのであまり関係がない。
これも具だくさんでうれしくなる。

魚介のダシのかおり

見た目はいまいちだが、なかなかいい匂いがする。
そろそろ胃も限界なのでちょっとあっさり目の味だとありがたい。

ミルクほどの艶感はないが・・

いけますよ

シンプルなシーフードの味がする。今までのものよりずっとあっさりしているのであまり飽きない。シーフード焼きそばという感じだ。
さすが中国の料理人たちも認めたスープである。

妹が平らげていたので感想を尋ねると、「すごくお腹が空いていた」との事だった。

 

カップヌードル

オリジナルの醤油味。言わずと知れたロングセラー。


海老がうれしい

醤油味なのでまた違った印象だ。早速食べてみる。

シンボリックな具でカップヌードルだとばればれである。

カップヌードルの汁がないやつ

そうとしか言いようがないほど、この味はオリジナルなんだなと思った。カップヌードルを食べていて汁だけ先に飲んだものだ、これは。

 

マルちゃん 赤いきつね

分厚いお揚げが好評。カップうどんといえばどん兵衛とこれを思い出す人は多いだろう。


シメは純和風にしてみた。前半のこってりしたラインナップでもう胃がもたれ始めている。鰹ダシなら胃にもやさしそうだ。意気地なしなのでミニサイズですが。

スープが完全に分かれているので、味が濃くなると予想し少しずつ足していった。だいたい三分の二くらいが適量だと思う。

粉末が分かれているのはラク。きっとこの食べ方をする人のことを考慮しているんだ。

お揚げが汁を吸い込まないのが悲しい。

にゅうめん

鰹節をトッピングしたい気分である。カップヌードル醤油味より自然にのどを通るのは、にゅうめんというカテゴリがあるからだと思う。ああ、でもやっぱり汁がほしいな。あの汁だよね、赤いきつねは…。

ものすごく弱気なラストであった。

カップヌードルの可能性

以上の6種類をやってみて思ったことは「プラスαがほしい」という事だ。それが卵黄だったりもう一手間の調理だったりするのだが、純粋に「汁がほしい」と思うものもあった。
カップヌードル自体を食材として使う事も面白そうだと思った。ミルクシーフードヌードルを使ってグラタンやシチューを作るレシピがあるそうだが、まるで違った料理に作り替えてしまうのも楽しそうだ。

切り刻まれただけの容器よ、ごめん。

 
 
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