国営なのにニセモノのキャラクターが話題となった中国北京の石景山遊楽園。あれが話題になったのは今年の5月のことだった。あれからもう7ヶ月、気づけばもう年末ですよ。嗚呼、時が過ぎるのは早い。
あのとき多くのメディアが石景山遊楽園に注目したけれど、僕は敢えて北京にある別の遊園地、その名も「北京遊楽園」に着目した。北京遊楽園にはいったい何があるのだろう。
来週にはジングルベルの音がなりそうな今日この頃、一足お先にハッピーになるため行ってきた。
(ライスマウンテン)
誰もいなかった。
入り口には来たものの、誰もいない。まるで平日の田舎の遊園地のようだ。しかしここは中国の首都の北京。来年オリンピックがある都市だ。なんで誰もいないの?大人1人120元(1800円)って入園料が高すぎるからだろうか。
なかに入っても、人っ気のないのは変わらず。ぜんぜん入園してもハッピーじゃないや。ここは廃墟か。
のび太は、誰もいない世界で「大の字で寝っ転がる」という夢を果たしたが、ここで大の字で寝ればハッピーなのだろうか。ちょっと寒い日はご勘弁だ。
パチモノ探しますか。
あまりにも寂しく、ヒューマンウォッチングもできないので、仕方なくパチモノっぽいのとかゆるキャラっぽいのを探してみた。
来た日は本当に散策日和。
石景山遊楽園ではメディア攻勢を受けたせいだか、ニセモノはなくなったそうだが、ここでは健在。来たかいがあったってもんだ。
でも北京遊楽園での一番印象に残ったものは、ニセものではなかった。それを次ページで紹介しよう。