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ちしきの金曜日
 
パンダ陰謀論
味の素も最近はパンダ。


そういえば、最近パンダを見かけるような気がする。と、思ったのはコンビニでこの味の素をみつけたから。考えてみると、それ以外にもパンダをデザインしたりフィーチャーしたものって最近見る気がするなー。

そういえば今年は北京五輪。マスコット・キャラクターのひとつにパンダも数えられている。オリンピックに向けて刷り込んでいこうという中国オリンピック委員会の戦略なのか?

大坪ケムタ



パンダブームの潮流は‥やはり中国、か?

上の味の素をみつけたコンビニでみつけたもうひとつのパンダもの、それがこちら。


ジャイアントパンダ。言い切るぜ。
いたって普通のパンです。ちょい柔らかめ。

給食の時に食べてたパンの大きい版といった感じでしょうか。パンが白黒でもないのに、ジャイアントでパンだからこのネーミングというビッグハートぶり!嫌いではない。

これ以外にも、別のコンビニで肉まん・あんまんの亜種で「パンダまん」というパンダ顔のがあったんですが、今回発見できず。それ以外にも最近パンダなアイテムを見かける‥という声は少なくない。


これは横浜でみつけたパンダまん白黒逆Ver.

それというのも、最初に書いたとおり北京五輪のキャラクターはパンダ。正確には5つのキャラクターのひとりで、フルメンバーは魚・パンダ・チベットアンテロープ・ツバメ、そして五輪聖火と動物から火まで混ざった5匹組「福娃(フーワー)」。ちなみにパンダの名前は「ジンジン」。もひとつちなみに竹本孝之のデビュー曲は「てれてZinZin」。

正直、ココで見るまでキャラクターの存在を知らなかった人も多いんじゃないでしょうか。でもやっぱパンダだよねぇ、中国といえば。


一応アカレンジャーポジションだし。

パンダといえば中国。もっとも近い中国といえば横浜の中華街だ。五輪イヤーということで、どーんとこのキャラたちがあちらこちらにいたりするんだろうか。だったらパンダ増も納得なお話。

ということで、パンダ増の謎を求めて中華街へ。


いつ見ても豪華絢爛。

中華街のHPによれば、同所の店舗数は600店舗以上で、料理店や食料品店だけで半分以上。それ以外の雑貨店なども数多く並んでおり、だいたいそういう所にパンダグッズが目立つ。


こんな露天ぽいとこにグッズはある。

レッド&ゴールドの極彩色が中心の街だけに、白黒柄は逆に目立つ。右を見ても左を見てもこんな感じ。


パンダ!
パンダ!
パンダ!
パンダ!
パンダ!
食べ放題!
パンダ!
パンダ!
食べ放題!
いやパンダ!
いや食べ放題!
食えるパンダ!
やっぱパンダ!
いや食べ放題!
さらに食べ放題!
よし食べ放題!

あ、目立つモン撮ってたら最後には食べ放題ばっかりになってしまった。でもそのくらいパンダ・オア・食べ放題が目立つんですよ、中華街。

しかし、中華街にパンダが多いのは当たり前。最初の予想である「北京五輪だから多い」というのは当たってるのか?そう考えて見てみると、五輪関連のポスターなんかは全くといっていいほど見あたらない。8月8日から開催だから、残り半年ちょいというのに‥。

うーん、。パンダブームは杞憂なのか?ちなみに中華街で見つけたのは基本的には上写真のようなパンダものだけど、中にはこんなアイテムも。


伊勢エビ・フグ・カキ‥ご当地パンダ?
種類もいっぱい。

パンダなのに、全てが日本各地の地名と地元名産品でつづられた「ご当地パンダくつした」。そりゃ確かにパンダが日本に来て30年あまり、十二分に日本人に愛された動物かもしれんが、ここまで地元密着になるのも妙だ。中国から来たラーメンが「博多ラーメン」「喜多方ラーメン」と進化していったようなもんか?

そうだ、日本とパンダといえば上野動物園。かの地なら今日本でパンダものが増えてる理由がわかるはず。


パンダ増の謎がここで明かされるっぽい!

 

 
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