津軽鉄道
翌日、ツアー集合場所の金木までは津軽鉄道というローカル線に乗った。左の写真は走る車内から撮った写真だが、窓が真っ白になっている。
光の加減を間違えたのではなくて、外が吹雪いていて真っ白だったのだ。窓を顔を近づけて見ても真っ白しか見えない。一瞬、おれ死んだのか?と思う景色である。
しかしきのうは地吹雪に生で接して大変だったけど、いまは暖かい鉄道のなかから見られるので面白い。サファリパーク気分である(このあとあのなかを歩くことをすっかり忘れている)。
地吹雪トレッキング集合場所は金木の観光物産館(→リンク)。看板もみやげものも一様に太宰治押しだった。金木は太宰治の出身地なのだ。
というのはそこではじめて知ったことで、なんで津軽鉄道の車両に「走れメロス」って書いてあるんだろうと思っていた。
ちなみに金木は吉幾三さんの出身地でもある。「おら東京さ行ぐだ」で描かれた町であると思うと感慨深い。テレビもラジオもあったけど、たしかに車はそれほど走ってなかった。
|