アレシボ・メッセージをマフラーにして宇宙人に備える

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フェティッシュの火曜日

送ったんだけど届いてなかった？

ある日地球に、いかにもな宇宙人が降り立った。

無表情にもほどがある。

乙幡は取材中、腹ごしらえをしようと思い立ち、肉まんあんまんを買ってベンチに座り、今まさに食べ始めようとしていた。と、そのとき。宇宙人と目が合った。

「宇宙人だ・・・。どどどどうしよう。」

「降リタハイイガ、腹減ッタナア。何食ベテンダロウ･･･」

「ソモソモアレハ人カ？地球デハ、アアイウ姿ヲシテイルノカ？」

「エ？地球？ダイタイ地球ッテドコヨ？ココ？」五里霧中で混乱している様子。アレシボ・メッセージをキャッチせずに、たまたま立ち寄った方のようである。

「そうか、こんなときにこれを使うんだ！」

バーン！「ほら、宇宙からの客人、これをお読みなさい。」

「０１００００１０１０１１１１０１０１０１００１０１・・・」（解読中）
・・・。
「ソウカ、ココハ第３惑星、アナタハ人類、ソシテDNA組成ハ、コウナッテイルンデスネ！」

「トコロデ、ソレハナンデスカ」
「肉まんあんまんです」
「ヒトツ、クダサイ」

「仕方がない。」

「あんまんのほうをあげます。」
「ア・リ・ガ・ト・ウ」

「宇宙バンザイ！あははははは」「アレシーボ！アレシーボ！」
マフラーのおかげで、打ち解けることができました。いいマフラーです。

と、このように。メッセージを受け取ってない宇宙人がいつ立ち寄りで来てもいいように、こういったマフラーなどを常備しておくのもいいでしょう。来てる時点でもう解決済みかもしれないが。

【ご協力いただきました】
材料提供（毛糸）：株式会社オカダヤさん
サイトURL：https://www.okadaya.co.jp/
ありがとうございました。

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