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フェティッシュの火曜日
 
「捕らえられた宇宙人」がエコバッグに


レジ袋削減のための「エコバッグ」は、いまや世間に深く浸透しつつあるグッズだ。レジで「袋要らないです」と言って、ペラペラの薄いナイロンバッグを取り出す人々の姿をひんぱんに見かけるし、雑貨店にはエコバッグのコーナーがカラフルに幅を利かせている。ゴミを減らして無駄をなくそう、という意識が高まるのはいいことだ。

しかし・・・実は私、エコバッグをちょっと敬遠していた。「エコって言ってりゃいい」みたいに聞こえる場合もあり、あるいは高級ブランドのエコバッグを買うのに行列、とか、そういった話が聞こえてくると、なんだかなあという感じで、どうにも処理できない感情が胸に去来する。エコが悪いのではない、なんというか・・・「皆いっせいに一方向に押し寄せる」姿が苦手なのだ。

そうとばかりも言っていられません。地球は確実に暑くなっている。ならば、私ならこうする!というエコバッグを作ってみようではないか。先週に引き続き、宇宙人が出る記事に図らずもなってしまいましたよ。

乙幡 啓子



エコ・ミーツ・エイリアン

「捕らえられた宇宙人」という、あまりにも有名な、もはや記号にもなってしまっているようなエイリアンをご存知だろう。メキシコシティーに墜落したUFOから宇宙人が発見され捕らえられ、その記事が1950年、西ドイツの新聞に掲載されるや、大論争を巻き起こしたというアレだ。

その真偽や詳細はともかく、こいつの捕らえられたときのこの格好から、何か見えてこないだろうか。そう、「エコバッグ」が薄っすらと見えてくるのである。

当時の新聞に載ったという写真を検索して、加工してみよう。


あまりにも有名な写真。謎のトレンチコートの男に手をとられて。
トリミングしたり、色調整したり、分割したり。こいつ(宇宙人)も、後世までつくづくお疲れ様、という感じである。

挙がった両手をバッグの持ち手に当てはめたいのだが、この写真のままでは少々短いので手をフォトショップで加工して伸ばしてみたり。また実物大にするとバッグの底が地面に着きそうになるので宇宙人らしさを失わないようにしつつ縮小してみたり、普通のエコバッグ制作では絶対考慮しなくていい問題が山積であったがどうにかクリア。

彼の身長は約1mということだが、ここは70cmくらいにまとめて、A4版アイロンプリント用紙3枚に分割して出力だ。


身長を慎重に討議。あーでもないこーでもない。

表と裏にそれぞれ3枚必要だった。けっこう用紙が高いので、痛かった。

 

超ロングエコバッグは大根も入るからと〜っても便利☆

今回作るバッグはレジ袋型にしよう。レジ袋を参考に作ればいい。うん、簡単そうだ。
さっそく家にあるレジ袋を解剖して確認。うん、意外と複雑そうだ。大丈夫だろうか。


ほら、じっと見ていると・・・→
ばんざーい!ばんざーい!
まずはナイロン生地にアイロンプリント。けっこう力も要るし時間もかかります。
ふちはバイアステープで包んで処理。ていねいな仕事。

側面のマチが2重構造で多少ややこしかったり、底の縫いしろを内側にして縫うのが難しくてバイアステープでごまかしたりと、ちょこちょこ悩まされてこの記事の締め切りが宇宙からの脅威にさらされたりという一幕もあったが、なんとか形になりました。


捕らわれた上、地球温暖化阻止の役割も担わされた格好に。

 

 
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