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はっけんの水曜日
 
雪山が楽しい7つの理由

格好良いかんじき、それがスノーシュー。新雪の上もバリバリ歩ける。斜面だってへっちゃらだ。

■実際に行ってみた記録その1 「車山」

 まずは長野県茅野市の車山高原。2年ぶり2回目のスノーシューハイキングをしてきた。

 スノーシューってのは、プラスチックで出来た格好良いかんじきの事だ。それを足に着けて深く雪が積もった山を登り、歩いて下りてくるわけだ。これが楽しい。



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■フワフワした新雪の上を歩く楽しみ

 新雪の中をスノーシューで歩くと、なんともフワフワした感触で「まるでお空を飛んでるみたい〜」って言っちゃうような気持ちよさがある。


雪原でトゥットゥルー。天気が良い時のスノーシューは楽しいよ。

気温はマイナス7.3℃。風が強くて体感温度はマイナス20℃とか。

かかとが自由になっているので重さはあまり感じない。

 長野の雪は氷点下7度の空気の中でサラサラのグラニュー糖みたいだった。山一面グラニュー糖なんて夢のようだろう。そんな夢の中を歩くのが楽しくないわけあろうか。


15人くらいのパーティーでスノートレッキング。山好きは団体行動出来る人が多い。

 ただし、僕がスノーシューをしたこの日(2008年2月24日)は日本全体が大荒れに荒れてた日。前ページ最後の写真で予感されていた悪天候がやってきたのだ。

山道を進むと、望んでいないのに猛烈な地吹雪が吹き荒れていた。

 斜面でも相当に風が吹いていたが、稜線に出た途端その風が数倍になってもうね、「あー、これ、ホントの山登りだったら遭難するパターンだわ」って思った。やっぱり長野あたりの雪山は怖い。風の冷たさが凄い。


猛烈な風と、猛烈な地吹雪。僕は地吹雪体験ツアー(この記事参照)に参加した覚えはないのだが・・・。

二日間のスノーシューで撮影した吹雪の様子をムービーでどうぞ。


 次はお手軽に雪山が楽しめる奥高尾の「陣馬山」を紹介しよう。こっちは天気も良くて楽しい雪山歩きが出来ましたよ。 

 

 
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