■実際に行ってみた記録その1 「車山」
まずは長野県茅野市の車山高原。2年ぶり2回目のスノーシューハイキングをしてきた。
スノーシューってのは、プラスチックで出来た格好良いかんじきの事だ。それを足に着けて深く雪が積もった山を登り、歩いて下りてくるわけだ。これが楽しい。
■フワフワした新雪の上を歩く楽しみ
新雪の中をスノーシューで歩くと、なんともフワフワした感触で「まるでお空を飛んでるみたい〜」って言っちゃうような気持ちよさがある。
長野の雪は氷点下7度の空気の中でサラサラのグラニュー糖みたいだった。山一面グラニュー糖なんて夢のようだろう。そんな夢の中を歩くのが楽しくないわけあろうか。
ただし、僕がスノーシューをしたこの日(2008年2月24日)は日本全体が大荒れに荒れてた日。前ページ最後の写真で予感されていた悪天候がやってきたのだ。
山道を進むと、望んでいないのに猛烈な地吹雪が吹き荒れていた。
斜面でも相当に風が吹いていたが、稜線に出た途端その風が数倍になってもうね、「あー、これ、ホントの山登りだったら遭難するパターンだわ」って思った。やっぱり長野あたりの雪山は怖い。風の冷たさが凄い。