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フェティッシュの火曜日
 
隠れミッキーを探して
隠れミッキーと呼ばれるものがあるらしい(写真は渋谷のグッズショップの幟にあったミッキーマーク)


隠れミッキーというのがある。丸を3つくっつけてのミッキーマーク、それがディズニーリゾートの絨毯の模様とか絵画のごく一部、それこそいたるところに隠れてるらしい。通はマーク探しをして遊ぶと王様のブランチで見た。(「隠れミッキー」で検索するとくわしい情報が出てくる検索結果はこちら

いいなあと思う。気が利いてるなあと思う。そんなの絶対楽しいに決まってるとやっかんだりもする。自分でも隠れミッキーを探してみたいと思ったのだ。

思ったのでそれは探してみることにした。上野で、そして浅草で。

(text by ざんはわ



簡単なマークだからそこらにあるだろう

街にミッキーマークはあるのか

ミッキーマークは驚くほど単純な形をしている。丸が3つ重なるくらいなら街のいたるところにあるのではないだろうか。

たとえばバームクーヘンを3つ重ねて持っていたらミッキーマークに見えるだろう。いや見えるのだろうか。そして僕が実際に3つのバームクーヘンを持っていたとして誰がそれをミッキーマークと認めてくれるのだろうか。ただの食いしん坊と一体どこがちがうというのか。

分からなくなりそうなので、同行してくれた火曜担当ライター石川くん(写真右)が隠れミッキーかどうかを判定してくれるという。いつもいつもどうもありがとうございます。

 

なぜ上野なのか

隠れミッキーがあるのはディズニーの中でここはディズニーの外だ。上野である。

僕がディズニーリゾートで探したとしても通の人たちには適わないだろう。心技体すべてにおいて負ける自信がある。負けたうえに2千円くらい払ってもいい。それくらいの自信がある。

でも負けたくない。そんな性格なので勝てないと思ったら横道に入る人生を送ってきた。今回の横道は上野である。ディズニーから程よいイメージの遠さがあると思ったからだ。

でもほら思ったとおりそこら中にミッキーマークがあるじゃないか。


道の片隅を見ればミッキーマークを発見
コンクリートの模様(ガム?)に隠れミッキー

 

「これは隠れミッキーですか?」
「いいえ、これは隠れミッキーではありません。」ガーン。

すぐに発見、しかし判定に泣く

こういう道のぐじゃーとした模様をながめていれば、ほらやっぱりあるじゃないか。丸を3つ重ねた感じになっている。

早速石川判定員に「これは隠れミッキーですか?」と聞いてみる。「よくわかりましたね。」と笑顔がくると思い込んでいたのに返ってきたものは「いいえ、これは隠れミッキーではありません。」と突き放した一言。

なぜだろう。なぜこれが隠れミッキーじゃないんだろう。もっとミッキーさんに近い真円3つが必要なのか。このレベルで隠れミッキーだと思っていた僕は今日の山の高さをやっとここで知った。


真円に近いマークをすぐ発見、これが隠れミッキーなのか

 

「隠れていないから隠れミッキーではないです。」
こびりついたガムも、いや、これはミッキーさんだ

これも違うのか

問題は丸の形なんだろうか。ためしに地面にあるイボイボをじっと見つめているとまん丸である。だんだんミッキーに見えてくる。いや、気を抜くと見えなくなる。これか、こういう危ういのが隠れミッキーなのかと聞いてみるとやはり「これは隠れミッキーじゃありません。」と石川判定員が言う。ガーン。連敗。じっと見てると土偶の顔のようにも見えてきた。舞浜から遠くなるばかりだった。

悩んできたところで、ミッキーさんの時計を見つける。もしかしてこのレベルまでいかないと隠れミッキーと認めてもらえないのだろうか?「隠れてないので隠れミッキーじゃない。」ああ、そうかなるほど。

 

基準が下がらない

ひょっとすると存在の大きさが問題なのかもしれない。路面にこびりついた黒ずんだガム。取り除くのに業者を呼ばないといけないレベルのこれくらいになるとミッキーさんなのかもしれない。ところがこれも「隠れミッキーじゃない。」らしい。もうこの辺りで勘弁してくれないだろうか。判定はあなた次第だけど、記事を書くのは僕なのだ。こうして微妙なものを突きつけるのも、判定のハードルを下げろというメッセージだということを分かってもらえないだろうか。


眉をひきつらせながら目だけはせわしなく動かしてミッキーさんを探している。舞浜の人たちもこんな血眼でミッキーさんを探しているのだろうか。


丸い耳に丸い顔、このキャラクターが隠れミッキーなんじゃないだろうか

 

山が動いた

ここでキャラクターを発見。黒く丸い耳がかわいらしいお役所キャラもミッキーさんに思えてきた。「あっ…。」と言って石川判定員も注視する。きたか?こういうのがミッキーさんなのか?「ミッキー、いや、形としては隠れマイメロディですね。」なっ。そんなのもあるのか。今日は色々なものを探さないといけなくなってきた。でもそれじゃあ、それはもうなんていうか、無限じゃないか。

だけど近づいてきた。何かを発見できたのは一つ大きな前進だ。これからはキャラクターものも含めて手当たり次第に投げていく。看板も立て札も文字もキャラも全部チェックする。

方向性も決まったところでどんどん行こうか。


裸婦画
無言になる中学生ズ

 

 
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