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フェティッシュの火曜日
 
『たばこの空き箱傘』をついに作った


昔、おじいちゃんちや親戚のうちなんかに行くと、茶箪笥の上やガラスケースの中に「たばこの空き箱で作った傘」が飾ってなかっただろうか。蛇の目傘のように細かく蛇腹を表現してあって、閉じたのと開いたのと対になって、あの光景を思い出すたび、何ともいえないノスタルジーを感じてしまう。

そう、ノスタルジー。最近、あの傘をとんと見かけなくなったなーと思い、ネットなどで探してみるのだが、現物はおろか作り方について書いてある本も探し出せない。

しかし、ひょんなことから本を手にすることができたのだ!あの(私にとって)まぼろしの「たばこ傘」、ばあちゃんになった気分で作ってみた。

乙幡 啓子



昔の手芸本は時にハイブロー

知り合いの刺しゅう作家さんから、「たばこの空き箱傘、ありましたよ!」と、ある本が送られてきた。下写真の「たばこの空箱工作」(エキグチ・クニオ著・日本文芸社 昭和58年刊)だ。

出版社の住所の郵便番号が3桁だったり電話番号が東京03のあと7桁だったり、随所にノスタルジックな地雷が埋まっている。もちろん中身の工作も、ノスタルジー絶賛炸裂中である。


「たばこの空箱が創りだす美の世界」とある。
本当のエコバッグがここにある。
セブンスター姫、チェリー姫か。
張り子の花びん・・・空箱工作の範疇を超えている。

そしてページを繰ると、ふつうにそれはあった!


これこれ!

ああ、まぶたのたばこ傘。やっとお会いできました。
これがどうやって作られているか、子供の頃も今でさえも、まったくわからない。内部構造がどうなっているのか。たばこの箱はどう取り入れられているのか。難しいのか簡単なのか。まったくわからない。

これから、それら解明されなかった謎に、じわじわと迫ってゆくことにしよう。


私はたばこを吸わないので、別の何かを材料に。何か、とは。

 

 
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