先日文化庁から、2008年度「東京都中野区の車両格納施設群」を世界遺産に推薦するという発表があった。
世界遺産とは、人類共通の価値を持つ文化財や自然を後世に伝えるため、1972年にユネスコ総会で採択された国際条約だ(詳しくはこちらのサイトとかをご覧ください。手前味噌で恐縮ですが)。日本からは昨年「石見銀山とその文化的景観」が登録され、今年は「平泉−浄土思想を基調とする文化的景観」の登録の可否が審議される。
その世界遺産の次なる候補として文化庁は「東京都中野区の車両格納施設群」を選んだという。「東京都中野区の車両格納施設群」が世界遺産に推薦されるという話を以前から聞いてはいたものの、そういえばそれらを見に行ったことはなかった。
ちょうど良い機会なので、それら「東京都中野区の車両格納施設群」を見学してみることにしよう。
(木村岳人) |