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はっけんの水曜日
 
国際宇宙ステーションを見よう

暗くなると活動し始めます。

 

 最近はまっていることがある。国際宇宙ステーションを見ることだ。ニュースでもよく取り上げられている国際宇宙ステーション、実は肉眼でも見ることができる。地味だがちょっと楽しいのでお勧めしたい。

安藤 昌教



寒い。

宇宙ステーションは肉眼で見える

国際宇宙ステーションは条件が良ければ日没直後と日出直前に肉眼でもはっきりと見ることができる。出没する時間帯と方角、角度などが宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)のホームページに日を追って詳しく掲載されているので見てみてほしい。僕はこのページを見つけてからというもの、晴れた日には毎晩のようにステーションを見に行っている。つまりは暇なのだけれど。

しかし観察方法だけでは間がもたないので、今回はステーションを写真に撮ってみようと思う。これもまたJAXAのホームページに詳しく説明されているのだが、実際そのとおりにやってみてもなかなかうまくいかないことが多いのだ。僕がかなり何度も回数を重ねてたどりついたコツみたいなものを紹介したい。

近くに建物があると見にくいです。

まず広い場所へ行くこと。ステーションが見えるのは日没直後か日出直前なので、日の光の残りや町の灯に影響を受けやすいのだ。加えてステーションが現れるのは低い角度が多いので、近くに建物などがあると視界をさえぎられてしまう可能性がある。


広角、無限遠にセット。

次は撮影する機材だ。これはフィルムカメラでもデジタルカメラでもよいのだが、経験上デジタルをお勧めしたい。カメラの機能として、無限にピントが固定できて感度を1600くらいまで上げられ、シャッター速度を10秒程度とれるものが適当だ。ステーションは突然現れるのでレンズは望遠よりも広角の方が広範囲をカバーできるため使いやすいだろう。それから普通の撮影と違って長い時間シャッターを開けていることになるので、同じ位置で固定できるよう三脚があるとよい。


コンパス(携帯の機能)で方位をチェック。

そしてステーションが通過する時間までにJAXAの公開している出現角度を正確にチェックする。

ステーションはかなり正確にJAXAの予告どおりに現れるのだが、なにせ大空にうかぶ一点の星だ。さらに結構速い速度で動いている。感覚的にいうと時計の秒針くらいの速さで空を横切っていく。見えている時間は長くても2分間くらいだ。あてもなく見ていても見つけられないので、出現する方角と角度については事前に正確に調べておきたい。


実は拡大したり画像処理したりするとかすかに写っているのだけれど。

しかしぜんぜん写らない

こうして順を踏んで撮影に臨んでも何にも写らなかったりする。肉眼ではかなりはっきりと見えているのだが、なぜか写らないのだ。なぜだ。僕は4日目にしてようやくその姿を収めることに成功した。

左の写真は失敗例だ。星は写っているがステーションは写っていない。本来ならば星よりもずっと速い速度で移動するステーションは流れ星のようにその軌跡が写るはずなのだが、写らない。そう、本当に見えているのに写らないのだ。


 

 
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