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フェティッシュの火曜日
 
プロに包丁の研ぎ方を習いたい
研いで研いで研ぎまくってやる!

  料理を楽しく作るコツは、食材を自分で手に入れることと、よく切れる包丁を使うことにあると思う。

前者は海やら山やらベランダやらで年がら年中やっているからいいとして、問題は後者だ。一応普段から自己流で包丁を研いでいるのだが、ぜひ一度プロに包丁の研ぎ方を習っておきたい。

そんなことを考えていたら、以前、包丁作り(参照:鉄を打って包丁を作ってきた)でお世話になった古川商店さんから、包丁の研ぎ方教室がおこなわれるという連絡をいただいた。待ってました!

(text by 玉置 豊




包丁を持って千葉の刃物屋へ

研ぎ方教室を受講するのに必要な道具は、包丁、砥石、タオル。参加費は525円と格安。

せっかくの機会なので、家にあるいろいろな包丁を持って行くことにした。職務質問されないことを祈りながら。


正統な目的があれば包丁を持ち歩いてもいいはず。 千葉の街中にある刃物屋さん「古川商店」が会場。

会場となる古川商店の二階へ上がると、すでに長机に受講生が座っており、そして黒板の前に研ぎ師の方が仁王立ちしていた。

包丁の研ぎ方教室というよりは、銃刀法違反で捕まった人向けの講習会みたいな、ちょっと大人な雰囲気である。そんな講習会はないと思うが。


ちょっと場違いなところに来てしまったかも。

 

先生の紹介

今日の先生は北島和男さんといって、研ぎ方教室の先生というのは仮の姿で、本職は「総火造り裁ち鋏最後の伝承者」であり、「千葉県指定卓越技能者」という立派な方なのだ。この人から研ぎ方を習うというのは、野茂投手にフォークの投げ方を習うようなすごい体験なのかもしれない。ビルゲイツにパワポのスライドショーの作り方を習うみたいな。

ところでこのプロフィールは古川商店のサイトに載っていたのだが、「総火造り裁ち鋏」という単語、「最後の伝承者」というフレーズ、漢字が多くてかっこいい。僕も名刺に入れたい。最後の伝承者、玉置豊。なんのだ。


最後の伝承者。

 

講習会スタート

研ぎ方教室は二部構成で、まずは黒板を使ってのお勉強。北島さんに包丁の種類や研ぐときの角度などをざっと教えていただく。

黒板を使った講義というと、誰もがケーシー高峰を思い出すと思うが、今日の内容はいたってマジメである。


「和包丁は鋼鉄と軟鉄の複合材でできている」とか、こういう日常生活でなかなか話題になりにくい話を聞くのが好き。でもケーシー高峰も好き。

ちょっと研ぎ方の知識が頭に入って、もうすっかり研ぎ師気分になったところで、「今日1、2時間習ったくらいでプロみたいになれるとは思わないでください!」という言葉をもらって講義は終了。そりゃそうだ。

さあ、次は場所を移しての実践練習だ。


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