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ひらめきの月曜日
 
図書館の食堂が好きだ


日比谷図書館(都立)東京都千代田区日比谷公園



新聞室。過去の新聞紙面が閲覧できるほか、地域面も閲覧することができる。
雑誌室。雑誌によってはかなり古いものも所蔵されている。こうやって古い雑誌を読むのが僕の趣味の一つです。

1979年のnon-no、山口県の朝日新聞

次にやってきたのは都立日比谷公園。日比谷公園に隣接しているという立地もうれしい。僕は都心方面で打ち合わせがあった前後に、調べ物をしたりするのに活用している。

ここの特色はなんといっても「新聞室」と「雑誌室」の豊富さと使いやすさ。

新聞で言えば他の図書館では古いものでも所蔵しているケースもあるが、何年のどの紙面を読みたい、と受付で告げないと見せてもらえない場合が多く、その点日比谷図書館では過去数年分の各社の新聞を手に取りやすい場所に保管してくれている。これはライターとしてはありがたい施設だ。(特に新聞の紙面はネットだとしばらく経つと見えなくなりますからね)

しかも地域面と呼ばれる、各地域だけの紙面も閲覧することができる。例えば、東京に居ながら山口県で配布されている朝日新聞を読むことができるのだ。

一方の雑誌室も他の図書館に比べるとかなり広く、古い本まで所蔵されている。写真は1979年のノンノの紙面。79年にノンノでどんな特集が組まれていたか気になりませんか? 答えは日比谷図書館で確認してください。

 

日比谷図書館の食堂は安心感があります。時間が止まった気がする。

僕が好きな食堂はこういう食堂を指します

僕が好きな食堂とは日比谷図書館の食堂を指す。さっきの国会図書館も良かったが、なんというか全体的にあか抜けていた。

日比谷図書館の食堂は、まあ全国のあらゆる図書館の食堂がそうであるように、ある地点で時代が止まったような印象を受け、そこが素晴らしい。

この日僕が注文してみたメニューはカニコロとハンバーグ(ライス・みそ汁付)。カニクリームコロッケを「カニコロ」と略すところに、どこか安心感がある。食品サンプルの棚に書かれているメニューの文字のフォントも好きな感じだ。

さっそく中で注文してみた。

テーブルクロスや内装は凝っていたが、すべてを台無しにする勢いのぞうきんがあった。誰だよ、ぞうきん置き忘れたの、と思ったら(→写真右へ)
(→写真左から)すべての机にデフォルトで置いてあった。確かにこれならいつでも自由にテーブルをふける。



カニコロとハンバーグ定食(660円)

あたりさわりのない味のハンバーグと、あたりさわりない味のカニクリームコロッケが乗っている。カニクリームコロッケもハンバーグも焼きたて、揚げたてで、アツアツである。公共のスペースにしてはちょっと高い気もするけど、日比谷と言う場所を考えたらこんなに安くランチを食べられる場所もそうはないだろう。漬物が甘い味がしました。


日比谷図書館

味      :★★★
値段    :★★
使いやすさ:★★★★★
カレセン度 :★★★★
総合(14点/20点中)

※カレセン度とは、枯れた味わいを持っているかどうか、という評価ポイントです。


 

 
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