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ひらめきの月曜日
 
“泥棒”になろう

“泥棒”になろう。

不謹慎というのかなんというのか、決して良いこととはいえないタイトルの記事である。が、もちろん人のものを盗もう! という意味では全く無い。

人のものを盗むのが泥棒なのであって、人のものを盗まずして泥棒になれるってどういうことだろうと思われるかもしれない。

こういうことなんです。

(text by 古賀及子



このなかに、泥棒がいます

【泥棒/泥坊】(名)スル

他人の物を盗むこと。また、その人。ぬすびと。ぬすっと。
「他人の物を―するような悪者」「―を捕まえる」
(大辞林 第二版より)

いわずもがなだが、辞書から引用してみた。泥棒。モノを盗むよからぬ輩のことである。

さて、いったんそんな泥棒の定義は忘れていただいて、下の写真を見て欲しい。



あっ! 泥棒!

そう、泥棒がいるのだ。


泥棒

どう見ても泥棒である。泥棒以外のなにものでもない。念のため動画でも確認してみよう。



うん。どこへ出してもはずかしくない、これは完全に泥棒である。

……。いや、ちょっと思い出して欲しい。そうだ、泥棒というのは「他人の物を盗むこと。また、その人。ぬすびと。ぬすっと。」のはずだ。

けど、この人は物を盗むような人じゃないのだ。デイリーポータルZのライターであり、ニフティ株式会社で働く安藤昌教さんその人である。私たち、デイリーポータルZのなかまだ。決して泥棒じゃない。


安藤昌教さん(32) デイリーポータルZ編集部の大事な一員である

こころのなかの泥棒

と、ここまでで「“泥棒”になろう」という今回の意図がおわかりいただけたと思う。

“泥棒”と聞いて思い出すあのコスチューム、ヒゲ・ほっかむり・唐草模様の風呂敷。冷静に考えれば本物の泥棒はこんな格好はしていまい。けれど、この格好の人を見ると誰もが必ず「泥棒!」と思ってしまう。

この不思議に乗っかって、泥棒じゃないのに泥棒なってしまおうという試みなのだ。

私たちの体を流れる泥棒かくあるべきという血潮。つまり意匠の力ということなのだろうが、こんなにも強い共通意識ってそうそうないんじゃないかと思うのだ。すごいぞ、泥棒。


同僚が泥棒になる不思議

泥棒に、なろう

人のものをとってはいけない。当たり前のことだ。つまり泥棒になってはいけない。

けれどここまで読んでくださったかたなら、なってはいけないはずの泥棒になれるということが分かってくれたと思う。人のものを盗まずして泥棒になれる。じゃあ、なってみましょうよ!

安藤さんに続きウェブマスター林さん、ライター石川さん、工藤さんにも泥棒になっていただいた。


口のまわりにヒゲを描く ほっかむりはシルエットが横長になるようにかぶるといい

かぶり方を変えると海賊になれることも判明 そして重要なのが姿勢。猫背をキープする


あっ! 泥棒だ! しかもたくさん!

いとも簡単に泥棒になることができた。賞味10分もかからずに、だ。これで泥棒を働いてもいないのに泥棒になれるのが安藤さん個人の特技などではなく、誰にでもできるということがお分かりいただけたかと思う。

長身の工藤さんやメガネの石川さんも問題なく泥棒化した(そういえば工藤さんもメガネだ)。ウェブマスター林さんなどうっかり羽織っていたカーディガンがやけに泥棒ルックにはまってしまっている。

次ページでは、泥棒になった人たちがいかに完全に泥棒として目に映るかをご確認いただこう。



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