xとｙの答えを統計で求めてみよう

というわけで、中学生の勉強の役に立ちたいと考えた結果、数学の答えを求めてみようということになった。
数学といえば「ｘとｙの答えを求めよ」のフレーズが有名な、方程式である。
このｘとｙには、何となくだがよく出てくる数字と、あまり出てこない数字があるのではないかと、僕は中学生の頃からぼんやりと思っていた。
たとえば「ｘ＝−２」なんていう答えはよく見かけるが、「答え：ｘ＝２４」という正解はあまり見かけない気がする。
つまり、ｘやｙには「だいたいこうだ」という答えがあるのではないかと思うのだ。

問題集からｘとｙを集める

さっそく本屋さんにいって、ｘやｙを求める問題がたくさんのっていそうな問題集を買ってきた。
数学が激しく苦手だった僕にとっては、中学1年生の問題でさえ見ていると頭が痛くなる。
しかし、今回は問題を解く必要はない。
回答欄の「ｘ＝…、ｙ＝…」の答えだけを集めればよいのだ。

ひたすら答えを

問題を流し読みながらｘやｙを求めている箇所をさがし、見つけたら巻末の回答を書き写すという作業を続けた。
地道で根気のいる作業だ。
しかしこれも、読者のためだ。
だれかの役に立ちたいという熱い思いがあふれ出してくる。