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ちしきの金曜日
 
エディブルフラワーでオヤジくさいメニューを華やかにする

花の乱れ食い

さて、どうやって食べようと考える。
ウェブマスターの林さんに相談したところ「そこらへんにまいていきなり食べ始めたら」と言われた。

それもワイルドで楽しそうだが、どうせならいつも自分が食べているメニューを華やかに変身させたい。


水に浮かべて飾りたい気持ちを抑える。
サラダはどうやってもおいしい。
黄色一色のジャーマンポテトが適度に華やかに。
パスタはどうだ、うーん。見た目はかわいいけどあまり意味はないかも。
味噌汁は熱で花が大変なことに。ああー。
麻婆豆腐はいささか場違いな印象。

 

オヤジくさいあのメニューは華やかになるのか

うーん、ご飯のおかずになるようなものはピンとこない。似合うと言えば似合うけど・・という感じだ。

酒のつまみ(中でも珍味系)は地味な色合いで、オヤジくささが漂うものだ。いっちょここは文字通り花を添えてみるのはどうか。


もずくって真っ黒で地味よね。ところが・・・
あらキュート!
たこわさも急にラブリーに。青山の隠れ家的なアジアンレストランで1200円くらいしそう・・・かなあ。
なまこ酢だって、いつもは気持ち悪がって食べない彼女も箸をつけそうだ。
アサリバターがキャピキャピしだした。
かにみそ。フレンチっぽく盛りつけたつもりが、ただの得体の知れないモノになった。
オヤジメニューの代表格、やきとりだって・・
南国風(?)なプレートに早変わり。

スーパーで買ったやきとりも、「お待たせしました、ハワイアンチキングリルです」と出されてもおかしくないものに変身。そんな料理はないかもしれないけれど。

ねぎまでなく「はなま」

見慣れたおつまみ軍団が、一気に異質なものとなった。

例えるなら、行きつけの立ち飲み屋のマスターが「へいらしゃい!」と出てきたと思ったら女装していた、みたいなかんじだ。

確かに食卓に彩りが生まれたし、料理の味もじゃましないが、この違和感には戸惑いを隠せない。


来客に出しても手をつけてくれなさそうなけばけばしさ。

楽しいことは確か。

まあいいではないか。いつもとは雰囲気が変わって面白い。いただきます。ぱくり・・・
あ、見た目が面白いだけだった。

しかし見た目がポップなだけでも、不思議と気分が高揚するのだ。

普段は見るだけの花、とくにカーネーションのような大振りな花をもしゃもしゃ食べるのは、変な罪悪感もあって爽快だ。花に味がないので料理と合わないわけでもない。

小学二年生の時に国語の教科書に、子熊がこぶしの木に登って花を食べるという話が載っていた。それを読むたびにものすごく美味しそうで、食べたくて仕方がなかった事を思いだした。その夢が今叶っているのかもしれない(でもこぶしは食べたくない)。

 

生春巻きをつくろう

いい加減オヤジくさいメニューにこだわるのはやめて、普通に花が似合うメニューに使ってみよう。

ということで素直に生春巻きを作った。

生春巻きは一般的なアジアンレストランなどで、もっとも原価が安そうなわりに価格が高いので注文しにくい。それだけおしゃれなイメージのメニューなのだと思う。
きっと、花が入っているのと入っていないのでは、一本200円くらい値段が違いそうだ。

うっすらと透ける花が本当にきれいで、思わずたくさん作ってしまった。
花をプラスすると巻く過程も面白い事に気づく。

さっきは味噌汁に浮かべたりなんかしてごめんよ。

ようやくエディブルフラワーの本領発揮か。はじめからこれを作ればよかった。

花の威力

花はまさに華だ。食卓の皿のひとつひとつが花火のように、どかーんと彩られるさまは違和感を通り越して痛快だった。

でも今後エディブルフラワーを使うときは、おとなしく生春巻きやサラダに使います。

かにみそをこうやって食べるのがヒットだった。見た目は最悪だけど。

 
 
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