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フェティッシュの火曜日
 
作ったTシャツをTシャツイベントで売ってみました


2枚だけ持って行って売りました、ということではなく、結果は記事にて。

この前のゴールデンウィークは、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。旅行?お仕事?アサリ採り?けっこうけっこう。

私はTシャツを刷っていました。そしてそれを売りました。単純明快、家内制手工業。ゴールデンですね。

5月3・4日に九段下で開催された「Tシャツ・ラブ・サミット」で、私、Tシャツ屋になってまいりました。その制作から販売までの様子をざざーっとお伝えします。

乙幡 啓子



Tシャツ印刷機、やっと原価償却の道へ

2年前、同イベントに売り子として参加した(記事「Tシャツのイベントで売り子になってきました」)。そのときに「自分も!」と気分が盛り上がってしまい、3万もするTシャツ印刷機「Tシャツ君」を購入してしまった。しまったはいいが、まったく使わずに2年が過ぎた。

そして今年。Tシャツ・ラブ・サミット(以下ラブサミ)の主催者、宗方さん(Tシャツブランド「ハードコアチョコレート」代表)からある日、お誘いがあったのだ。「今年は、Tシャツ作って参加しませんか?ブースあげますから」というもの・・・!

やりますやります!と、ザ・2つ返事だ。よし、Tシャツ君、稼動!(実際は叫びません)。


サラのTシャツ、うちに到着。けっこうなボリュームで・・・。

さっそく・・・というのはウソで、実際重い腰を上げ準備を始めたのは4月になってから。「デイリーポータルZ関連でも何でも!(前出・宗方氏)」とおっしゃっていただいたのはいいが、デイリーでの記事を元に、それでいて「外にも着ていけそうな」というデザインはなかなか難しい。

候補をしぼり、4つくらいのデザインにまとめ、色とサイズを選定し発注。この柄は男性向けかなー、これは女性サイズが多いほうが・・・などと迷った結果、あれもこれもと78枚も発注してしまった。どうする!どうするも何も、売れるTシャツを作ればいいんだ!しかし考えたデザインが、これ。


「タレで」を画像加工中。

焼き鳥を注文するときに突きつけられる永遠の命題、「タレか塩か」。その問いに明快に答えるためのTシャツだ!

と、あえて叫んでみたが、何のことはなく、以前の自分の記事「声を固める」からとったものである。どこが「外に着ていける」のか。まことに申し訳ありません。

とにかく最初は簡単な図柄でTシャツを刷ろう、ということです。では説明書見ながらおたおたと始めます。


イラストを、専用紙で真っ黒に印刷。その下にチラ見えしているのが「Tシャツ君」だ!
原稿にスプレーのりを吹きつけ、スクリーン(インクを載せる版型の布)に貼り付ける。
スクリーンをTシャツ君にぴったり格納。
スイッチオンで露光。
露光し終わったスクリーンは、一見何も写ってないようであるが、水を付けてブラッシングすると・・・。
字がちゃんと浮き出てる!(左下のはテスト用パターン)。

要は、シルクスクリーン印刷ですね。布(スクリーン)に塗ってある感光剤が光に当たると固まり、光に当たらなかった原稿の黒塗りの部分が透けてインクが通るようになり、印刷できるというわけだ。うまくできてるなあ。

さてここからが大変だ。インクを載せて刷る作業だ。心持ち、写真の数が少ないのは、インクまみれの手で写真機を触りたくなかったからである。


スクリーンを固定させる先は作業台とかでなく、もろに居間のテーブル。仕方なし。
下にTシャツを置いて、スクリーンの表にインクを載せ、ヘラできゅーっと引きずればよし。

数色使いの場合はマスキングテープを貼るなりするわけです。

 

何度かTシャツ刷ってる夢を見た

1色刷りはまだいい。インクが載り過ぎたり、薄かったり、インクのついた手で他の部分を触ってしまったり、印刷位置がずれたりして、まあ1色でもえらいことになっているのだが、2色以上となるとその色の分だけスクリーンを作って差し替えつつ刷っていったり、ああ業者さんに頼むんだった。

いやいや、刷ること自体は楽しいのだ。ただ、慣れるまでが大変。数十枚、というのも大変。大変大変書きすぎて、大変って字がゲシュタルト崩壊寸前だ。

ひとまず、刷り終えたTシャツを見ていただこう。


調子に乗って「シオで」Tシャツも作ってしまいましたすみません。
アレシボ・メッセージ」の人にマンボを踊ってもらいました。アレシボマンボ、韻を踏んでます。すみません。
「火星の人面岩」をカレーに。 とりあえずあやまりますすみません。
そして部屋中Tシャツだらけ。ご飯は床で。部屋がインクくさい。

この4種類を持って明日はラブサミに乗り込む。果たして大丈夫だろうか。閑古鳥が鳴かないだろうか。皆素通りするんじゃ・・・。(※1)

刷ったうちの2/5くらいは失敗したので、実際に持っていく枚数は40枚ほどになってしまった。それでもたいそうな数である。これが全部売れるとはとても思えない。帰りは重い荷物をまたしょって帰ってくることになるのだろうか。あああ。(※2)

(以下、※1・2を交互に繰り返し)


缶バッジマシンも買ってしまいました。ノベルティとしてバッジをあげようと。これも楽しいです。
お持ち帰り袋も買ったし、2枚以上お買い上げの方にさしあげるぬいぐるみ(今まで当サイトで制作したもの)も揃えた。


 

 
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