棒に空き缶

普段はみかけてもスルーしてしまう棒に空き缶、今回はそれらにあえて注目してみようと思い、茨城の実家にやってきました。

なぜ実家なのかというと、僕がよくみかけるのは地元の畑だったりするからです。ところが、いろんなところで見かけているはずなのに、いざ探そうとしてみると具体的にどこにあったかが全く思い出せません。

仕方がないので親、兄弟、友達などに棒に被せてある空き缶を見たことがないか聞いてみました。しかし出てくる答えはどれも同じ。見たことあるけどどこにあるかまではわからない。

よく見るはずなのに見ようとすると見られない。まるで都市伝説のようです。こうなったら意地でも探したくなってきます。どこにあるかわからなくても、そこらじゅうにあるはずなので、そこはなんとかなるでしょう。

捜索開始

ということで自転車で実家の近所周辺を捜索です。すぐに見つかるだろうと思って自転車を漕ぎ始めたのですが、ところが、現実はそううまくはいきません。

そのうちに少しだけ雨も降り始めて、それほど強くない雨なんですが強風と共に顔に刺さってくるようで、僕は何度も心が折れそうになりました。

それでも根性で探し続けるのですが、そんなときに限って見つらないもので。

空き缶が見つからない焦りから、山へ山へと入り込んでいきます。初めて通る道でも地元だからきっと大丈夫だろうと、どんどん奥に進みました。そしたらあっさり知らない場所まで来てしまいました。どうしようかと悩んでいるとなんだか香しい匂いが・・・。

牛小屋です。牛さんがいます。というか、僕の地元で牛小屋があるところを知りません。どこだここは。

雨が本格的に降り始め体力も限界だったので、携帯のＧＰＳを頼ることにしました。そしたらGPSって便利です、家からかなり遠いところにいることがわかりました。そのあとは必死の思いで自転車を漕ぎ、命からがら家に帰りました。

いよいよ空き缶の登場です

さて、ここまででまだ棒に空き缶が刺さってるのが一つも見つかっていないわけですが、翌日も使って探し回ったらいくつか見つけることができました。少し長くなってしまいましたが、次のページでいよいよ発表会です。