説明というほどのことでもないですが
板をたてて、そこでジャンプをする。1秒間に60枚の連写ができるカメラを買ったのでその能力が発揮される撮影である(カシオ EX-F1)。たぶんカシオの人もこれを確かめたくてこのカメラを作ったに違いない。
1) 壁を突き破って出てきた人、2) 奇妙な壁の前で跳ねてる人、どっちだろうか。ぜ、前者だよね。後者だというかた、2分ぐらい見てると飛び出してきたように見えるのであと2分見てください。
前者だというかただけ先に進みます。
撮影しては飛び出てるか確認、を繰り返したところ、上方向にジャンプするのではなく、前に飛び出すようにジャンプするといっそう壁を突き破ってる感が出るようだ。立ち幅跳びの要領である。立ち幅跳びなんてやったことないけど。
心の目で見てください
では、壁から飛び出た僕写真集です。
最後の正面の写真がよく撮れた。躍動感がある。が、よく見ると穴の形があんまり関係ない。ポーズをとることに夢中になって板のことを忘れていた。
こうしたらどうだろう。
穴のあいてない板と連続写真にしてみた。僕は子どものころから「楽しそう」と言われることが多かったが(さして楽しくないときも)、その理由が分かった。たしかに僕は楽しそうだ。
穴のあいてない板はフォトショップで塗りました。すいません(1枚しか買ってなかったのだ)。
最後にスローで飛び出るようすをどうぞ
最後にハイスピードカメラでとらえた壁から飛び出るようすをご覧ください。正確には壁から飛び出たように見せるために跳ねてる男を。
過去に例がないからかも
ここまで強引に論じてきたが、正直、壁の前で跳ねてるだけのようにも見える。なぜ壁を突き破っているように見えないのだろうか。たぶん壁を突き破って出てきた人を見たことがないからではないか。しかも壁に人型の穴をあけて。そんなひといない。
ところでこの穴あき板、カルチャーカルチャーに置きっぱなしになっているので遊びにきたかたはぜひこの前でジャンプしてご自分の目で確かめてください。
店長にゴミとして捨てられる前に。