たくあん、水、うーん。たくあん、水、うーん。ごはん。ごはん。たくあん、水、うーん。たくあん、ごはん、あ 間違えた、たくあん、水、うーん。
繰り返して繰り返して、9種類を食べた。
が、水は、ただの一度も甘く感じることはなくかったのである。えー!
甘くない仮説1・結果)
試したたくあんがたくあんとしてイレギュラーな商品だったため甘く感じなかったのではないか
→×そうでもなかった
これはどういうことだろう。
子どもの味覚でしかとらえられない?
ここいらで、「もしかしたら私の勘違いだったのではないか」という思いもよぎった。でも、体験しているのは私以外にもいるのだ。とするとなんで今、甘さを感じないんだろう。
あ! もしかして、甘く感じるのは子どもだけの特権なのではないか。考えてみれば大人になってからあの甘い水を味わっていない気がする。
ちょっと前に、子どもしか聞こえない音というのが話題になった。歳をとるにつれて耳がとらえる音の周波数の範囲というのは狭くなり、特に高周波数の音が聞こえなくなるらしい。
味覚にも同じようなことが起るのではないか。
甘くない仮説2)
水を甘く感じるのは、子どもの繊細な味覚だけなのではないか
ちょうど編集部の安藤さんの3歳のお子さんがたくあんが好きというので、お願いして食べてから水を飲んでみてもらうことにした。3歳の味覚の網にひっかかるだろうか。 |