肩にかけるとうまく見える(カメラ編)
カメラ編の講師は当サイトライターでもある大山顕さん。ジャンクション、団地と写真集を立て続けに出版し、もはや写真家と言ってもいいのではないか(話の流れ上、そういうことにしたい)。4×5という大判のカメラを使う大山さんに今回の企画意図を説明してみた
「うーん、あるかなあ。肩にかけるとかかな。首にかけるのがほんとは撮りやすかったりするんだけど。肩にかけるときはレンズ内側で」
むかし八二一(ハニハジメ)さんに聞いたときもそういっていた。肩掛け&レンズ内側だ。レンズを内側にするのはレンズを保護するためだそうだ。
「レンズキャップをしない、というのもあるかも。スナップを撮る人はキャップを外す動作がもったいないから」
レンズキャップをしない場合はフィルター(レンズの前にくっつける保護用ガラス)必須である。
「いまのカメラはオートフォーカスだからレンズ触らなくていいんだけど、フォーカスリング触ってるとそれっぽいかも。あと、ファインダーのぞくときに、のぞいてないほうの目もあけておくこと」
試しに大山さんにファインダーのぞいてないほうの目を閉じてもらって構えてもらった。そのとたん、家族旅行で写真を撮るお母さんみたいになった。これはこれで懐かしいが上手に見せたいという趣旨からは外れる。両目をあけよう。
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