島とう佃煮にやられる
八丈島の島唐辛子の佃煮。これが凶悪だった。ものすごく辛い。でもおいしい。辛いのにあとを引いてしまう。そして再びむせる。
小悪魔だ。珍味界の小悪魔がいる。…げほげほっ。
ひとしきり悶絶し、やっと辛さが和らいできたと思うと次を食べたくなるというループから逃れられない魔の食べ物だ。
伊豆諸島は名産品にお酒のつまみ系が充実している気がする。青い海に思いをはせながらの青空立ち飲みは愉快な事この上なし。
もしかしたら、本当にどこかの島を訪れるより、今のほうが沢山の種類の食べ物にありつけているのかもしれない。そう考えるとラッキーな一日だなあ。
その他の島じまん
うっかりウルトラマンに見とれながら食べてばかりいたが、そろそろ特産品を見て回ることに。島でしか手に入らないものをゲットしたい。
すれ違う来場者がかなりの確率で草花を持っているのもこのイベントの特徴だ。なぜなら配っているから。
どくだみの束を持った人も見かけた。どこかで配っていたのだろう。我が家には千葉県産のどくだみがわんさか生えているので悔しくはなかったが。
皆が持っている様々な植物が、観賞用なのか食用なのかすぐにわからない点もミステリアスだ。
最後に待っていたバトル
締めのじゃんけん大会も終わり、ステージをのんびり眺めていると、MCの女性が声高らかに言った。
「ただ今より神津島のブースにて、500円のくさやが300円に値下げされました!」
……気づいたらダッシュしていた。
島珍味
家に帰って、島だれを味見してみた。唐辛子がピリッと利いて、薬味の味もよく何にでも合いそうだ。 刺身がなかったので、キャベツにつけて食べたらおいしかった。 これからはいろんな食材をこのたれで島珍味にしてしまおう。(なくなったら島に買いに行かなければならないが…)