木の玩具のふりして電気の玩具 :: デイリーポータルZ

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土曜ワイド工場

天気が良い日は外でこそこそと工作しよう。

残りの材料を買いそろえて河原

残りの足りないところは、ロボの顔と「木のおもちゃ」という文字の部分、あと回すハンドルもプラスチック丸出しなのでなんとかしたい。

それらをなんとかするものを買ってきたので、家に帰るのもめんどくさいので帰り道の河原で作ってしまいたいと思います。天気も良いし。

外だからボンドも早く乾く気がする。

まずは文字を接着していくのだが、売ってる文字パーツに漢字の”木”がなかったのでカタカナの「キ」を買った。だから出来上がる文字は「キのおもちゃ」。ちょっと変なだけど仕方ない。

あと「キのおもちゃ」とそのまま買うのはレジで店員に「キのおもちゃかよ」と思われそうで嫌だったので、別に必要ない文字も一緒にたくさん買ってしまった。一個163円もするのに。

ロボの顔。目が飛び出してるのは昔風のブリキロボを意識したのと、サイズがちょうどいいのがこれしかなかったのもあります。

ロボ完成。単なる四角の集合体ですがロボと言い張ります。

ハンドルも木っぽく

さらに木の玩具っぽさを上げるため発電機のハンドルも木工風味にしていこう。ハンドルを木っぽい色に塗り取っ手にまあるい木を被せる。

これでも木材と同じ色を選んだつもりです。

「取ってはこれぐらいの穴かも」と勘で買ったらサイズピッタリ。今年一年の運を使い果たしたと思う。

河原で作業してると虫がたかってくる。

犬の襲撃！少し壊れた。

木の玩具のふりして電気の玩具

そんなこんなでようやく、「木の玩具のふりして電気の玩具」が完成しました。

どっからどうみてもキのおもちゃ。

俯瞰で見てもキのおもちゃ。

発電機のハンドルを塗ったことが逆に異質感をアップさせてるような気もしなくはないが、「キのおもちゃ」と文字が配置されてるので安心して「ああ木の玩具なんだな」と思うことができる（僕は）。

ちなみに”キ”の字が反転してるが、これはこういった木の玩具によくあるちょっとしてユーモアということにしてください。（本当はいま気づいて愕然としてます）

高速回転をお楽しみください

それでは木工作品に見えるのに木工作品とは思えない動きを御覧ください。

始めて見た人ならどう思うか

ここまで記事を見てくれた方ならこれが回転してもそれほど驚きはしないだろうけど、完成品を始めて見た人はどう思うだろうか。「木なのにめっちゃ回ってる！」と驚くかもしれない。それ以前にモーター音で気づくかもしれない。

とくに小さな子供に遊ばせてみたらどんな反応するかを見てみたかったが、残念ながら人脈がまるでなく実現できなかった。21世紀の宿題にしたい。

あと河原で一人これをくるくる回していると、犬が寄ってきてすぐに飼い主の元に戻っていったのだが、その戻ってきた犬にたいして飼い主は「大丈夫だった？」と声をかけていた。それは一体どういう意味だろう。

こういう工作を河原でやると虫とか犬が乱入してきて大変なので家でやったほうがいいです。

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