このロードローラーもまた良い。周囲が暗いだけに車体の黄色がより際立っている。ボディにもツヤがある。
そうなのだ。先ほどのショベルカーもそうだったが、真夜中の重機というのは昼間に見る時と比べ、ボディの質感が違って見えるのだ。やけにテカテカしているというか、金属本来の質感に戻っているというか。
昼と真夜中の違い、それはライティング
なぜ夜中に見る重機はこのような独特の質感になるのだろうか。それは、間違いなくライティングの仕業だろう。
昼間、同一方向から均一に降り注ぐ太陽の光は、すべてをのっぺり見せてしまう。塗料の色をそのまま反映してしまう。まぁ、良く言えばムラが無いのだが、反面、面白みに欠ける。
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