お酒に漬ける
からすみの作り方を調べていたら、塩抜きしてからすぐ干すやり方と、日本酒に漬け込んでから干すやり方があったのだが、せっかくなのでより面倒くさい後者にすることにした。
ジップロック(っぽい袋)に塩抜きした卵を入れて、そこにドボドボと日本酒を注いで密封。
この状態で冷蔵庫に一週間入れておく。この漬けておいた酒を捨てるのももったいないので、この酒でカマスの酒干しを作ったら、遠くの方で珍味の味がしてうまかった。
からすみ作りは途中でうまい干物ができてお得だ。
干す
酒漬けにした魚卵をよくキッチンペーパーで水気を切って、さあ外で干そうと思ったら、雨がザーザーと降っていた。仕方がないので冷蔵庫で干す。狭い冷蔵庫の中でとても邪魔。
うーん、冷蔵庫だとなんとなく雰囲気がでない。やっぱりからすみは梅雨時に作るもんじゃないね。
二日後にようやく雨がやんだので、待ってましたとベランダで干す。カラスや猫に襲われると困るので、魚干しネットに入れてみた。
手作りからすみ、完成!
天気予報とニラメッコしつつ(オールドスタイルな表現)、外に干したり冷蔵庫に干したりして一週間。どうやら途中で腐ることもな、く無事干し上がったようだ。
形はてんでバラバラだけれど、色つやや香りはとてもいい。からすみと言い張っておきながら、ぜんぜん墨の形をしていないのはご愛敬。
このままスニッカーズのようにかぶりつきたい衝動に駆られる。
うまそうなのだが、いかんせんサイズが小さいので、からすみというよりは干し柿とかグミキャンディーとかアンズの砂糖漬けっぽいのが残念ではある。