タレと僕たち
先ほどから「いらないタレ」と繰り返しているが、これらのタレも「納豆がおいしくなるように」とか「これで焼きそばを作ってください」などと、本来は期待されて生まれてきたタレだ。
けども、必要のない人には必要のないタレとされてしまい、やがてはゴミ箱に捨てられてしまう。
ところが、外の世界に出てほかのいらないタレと混ぜてみたら、それまでとは違った種類の魅力が生まれる。
いつまでもひとりぼっちでぐずぐずしていないで、外に出てほかの世界とまじわれば、違った自分が見えてくる。
タレと人間って、とてもよく似ているんだなと、あつめたタレの肉を食べながら思った。
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…という、いいまとめが思いついた瞬間の僕 |
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