釣りに心を開けない
実は、私の隣で釣っていた釣り船屋のおじさんが、私のあまりの釣れなさに見かねたようだった。そして帰り際にこっそりアナゴを10匹くれたのだ。私だけに。
友人以外にまで気を遣わせてしまった。こちらとしてはそんな気は全くないのに。(でもそのおかげで沢山のアナゴを食べられたし、とても感謝しているのだけど)
夏になり、他の釣り好きの友人からも「釣りしたいって言ってたよね」とお誘いをもらうのだが、へそを曲げて断ってしまった。なんという器の小さい人間なんだ私は。
もう釣りはしばらくしない。…と思っていたが、多分また行ってしまうんだろうな。釣れないのもまた楽しいのかもしれない。
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そんな目で見つめられても何もあげられないんだ。 |
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