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チャレンジの日曜日
 
世界遺産の落書きをする


 

 先日
世界遺産に落書きをしたとして
書いた人が怒られたり
いろいろ話題になっていましたよね。

そこで今回は、
それへのオマージュとして
逆に

世界遺産落書きを
してみたいと思います。

ヨシダプロ



ってことで
世界遺産落書きをすると
たいそう怒られるようですが、
世界遺産落書きをするのは
おそらく問題はないかと思います。

ってことで今回は
いろんなものに
世界遺産の落書きを
してみたいと思います。

さぁ
では旅の始まりです。

落書きで一緒に
世界をまわって行きましょうね。 

 

No.1

では最初の落書きは
こちらの

ノートの端の部分に
書いてみたいと思います。
落書きメディアとしては
王道中の王道ですよね。

では
そんなノートに落書きした
世界遺産がこちらです!

最近日本人によりもろに落書きされたことで
世界的にも有名になった
フィレンツェの
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂ですね。

そうそうこんなの。
ニュースで見ました。

ルネサンス初期に建設され
「花の聖母」という意味でもある
サンタ・マリア・デル・フィオーレ。

名前が
イタリアのサッカー選手みたいで
いいですねよ。

確かに先日のEUROでは
イタリアはカンナバーロの負傷により
ディフェンスラインに綻びが生じていたのは事実ですが、

…って、おっと。
ついサッカーの話を始めてしまったようだ。
僕サッカーが大好きゆえについそういう悪い癖が出ちゃうんだよね。
以降は 気をつけるよ★

で本題に戻りますがこの大聖堂、
たしかにそのパッと見の外見でもわかるように
そのポッコリとした屋根っぷりが
落書き欲を刺激する造形ではありますよね。

でもこの落書きで
その落書き欲もなんとか抑制していただけたらと思います。
よろしくおねがいいたします。


ではこの調子で
ドンドン世界遺産を落書きしていきましょう!!

No.2

では続いての
落書きは
こちらの
学生時代の落書きの主戦場とも言える

問題集に
書いてしまいましょうね。
ちなみにこれは国語の漢文の問題のようですが
「矛盾」とか一切無視して書いてしまいましょう。

では
そんな問題集に落書きした
世界遺産がこちらです!

スペインの
ガウディの建築物ですね。

いまだ建設中のサグラダ・ファミリアをはじめ
その個性的でインパクトのある造形は
見る者を一瞬で魅了してくれます。

たしかに先日のEUROでも
スペインは見る者を魅了する見事なサッカーを披露してくれました。
イニエスタ・シルバ・セスク・シャビら
クアトロ・フゴーネス(四人の名手)が織り成す
中盤での華麗なパス回しは

…おっと
またサッカーの話になってしまったね。
いっけねぇ★

では
そんなスペインのガウディも
どうぞよろしくおねがいいたします。

 

No.3

では続いての
落書きも
こちらの
学生時代の落書きの主戦場

問題集に
書いてしまいましょうね。
ちなみにこれは数学の問題ですが
問いかけてくる2次関数は完全に放置して
書いてしまいましょう。

では
そんな問題集に落書きした
世界遺産がこちらです!

これは
“頂上都市”を意味する
ギリシャのアクロポリスにある
かの有名なパルテノン神殿ですね。

古代ギリシャ人が作り上げた優美すぎる傑作
パルテノン神殿。

多摩の
多摩センターにある「パルテノン多摩」に
勝るとも劣らないパルテノンっぷりは
まさに圧巻の一言です。

そんなパルテノンを
どうぞよろしくおねがいいたします。

No.4

では続いての
落書きも
こちらの
学生時代の落書きの主戦場


問題集に
書いてしまいましょうね。
ちなみにこれは英語の問題ですが
本当は英単語書かなきゃいけないようですがガン無視して
書いてしまいましょう。

では
そんな問題集に落書きした
世界遺産がこちらです!

これはトルコの
イスタンブールですね。

トルコは地理的にもアジアとヨーロッパの要衝であり、
当地を支配していたオスマン帝国の寛容な方針のもと
イスラムとキリストの建造物が混在し現存しているその景観は
まさに驚愕の一言です。

驚愕と言えば
先日のEUROでも一番のサプライズだったと言えるのは
やはりトルコでしょう。
試合終了間際の大逆転で次々と勝ち上がっていくその姿は
まさに驚愕でした。
やはりこれも名将テリムによる
絶対にあきらめないサッカーを体現したチーム作りが、

…おっと、
またサッカーの話をしてしまったようだ。
めんごめんご★

というわけで
そんなイスタンブール周辺を
どうぞよろしくおねがいいたします。

 

No.5

では続いての
落書きは
こちらの

企画書に
書いてしまいましょうね。
企画書ってなんか難しいことが漠然と書いてあったりで
会議中につい落書きしちゃうものですよね。

では
そんな企画書に落書きした
世界遺産がこちらです!

これはナイル川沿岸の
ピラミッド群や王家の谷など
古代エジプト文明の遺跡が点在する
メンフィスのピラミッド地帯ですね。

その造られた理由から建造法まで
この世の全ての歴史家を魅了するほどの
神秘のベールに包まれている
ピラミッドですが、

ピラミッド見るたびに僕は
ロードランナーの金塊
思い出してしまいます。

なんかホントすみません。

そんなピラミッドとかを
どうぞよろしくおねがいいたします。

 

No.6

では続いての落書きは
こちらの

ケータイの店頭冊子に
書いてしまいましょうね。

ってこれ実は
僕がイラストを描かせていただいた店頭冊子なのですが、
今回ばかりはやむをえないので
心を鬼にして
落書きを書いてしまいましょう。

では
そんな店頭冊子に落書きした
世界遺産がこちらです!

これはおなじみ
中国の
万里の長城ですね。

もともとはこれ
北方からの外敵の侵入を防ぐためのものだったのですが、
秦の時代から明の時代まで
だらだら延々と作り続けられた結果、
いつしか5万キロにもなっちゃった
っていう長城だったのでした。

ていうか
長すぎでよすね。

惰性でだらだら
つくっちゃったんだね。

でもそんなルーティンワーク、
我々の日常生活にも結構あるものなので
キミも自分の生活を
ふと見直してみるといいだろう。

そんな万里の長城を
どうぞよろしくおねがいいたします。

 

No.7

では続いての
落書きは
こちらの

封筒に
書いてしまいましょうね。

このデジタル化の進む昨今
アナログで届けてくれる心意気には感謝です。

よく見たらちょいヤバな「ねんきん特別便」の封筒なのはさておき、
では
そんな封筒に落書きした
世界遺産がこちらです!

 

これは
カンボジアの
アンコールの遺跡ですね。

9世紀から600年もの長い間
東南アジアに君臨していたアンコール王国
が築きあげたものでして、
なかでもアンコール・ワットが
有名かと思います。

アンコール・ワット。

アンコール・WaT。

WaTのライブでアンコールがあったら
会場のみなさんもやはり
このフレーズが頭をよぎるのでしょうか。

ちなみに僕は
WaTのウェンツのことは
かなり評価しております。

あの子
かなり頭の回転早いわよ。


そんなウェンツを
どうぞよろしくおねがいいたします。

No.8

では続いての落書きは
こちらの

名刺に
書いてしまいましょうね。
名乗るほどの者でもないってことをアピールすためにも
ガンガン書いてしまいましょう。

我ながらひどい名刺ではありますが
では
そんな名刺に落書きした
世界遺産がこちらです!

 

これは
南米・アンデス山脈の断崖絶壁の上にある
インカ帝国がつくりあげた驚異の空中都市
ペルーのマチュピチュですね。

なんだかんだで
名前がいいですよね
マチュピチュ。

なんでこんな山中の断崖に
こんな整然とした石造の都市を作りあげたのかってことで
長年かなりずっと謎だったみたいです。

でもやっぱり
名前がいいですよね。
マチュピチュ。

で、どうやら
皇帝が太陽に祈りを捧げる儀礼の場として
こんな所に作りあげられた
というのがその真相のようです。

でもやっぱり
名前がいいですよね。
マチュピチュ。

そんなマチュピチュを
これからもどうぞよろしくおねがいいたします。

No.9

では最後の落書きは
こちらの

お土産のお菓子の袋に
書いてしまいましょうね。

何もこんな所にって気もしますが
「ほたるいか」グッと来ることですし
彼に気をはらわずに書いてしまいましょう。

では
そんな袋に落書きした
世界遺産がこちらです!

 

これは
コロラド川が
赤い大地を侵食し続けることにより
作りあげられた
アメリカのグランドキャニオンですね。


激流が悠久の大地を刻み続け
何億年という長い年月をかけて誕生した
壮大な景観ではありますが

突然の落書きのおかげで
「巨大イカ、キャニオンを襲う」の巻
みたいになってしまいましたね。

いろいろ申し訳ございませんでした。

そんなグランドキャニオンを
どうぞよろしくおねがいいたします。

 

そんな
世界一周の旅
いかがだったかな


もう

そろそろ

いいよね。

では

おやすみなさい・・・。

 

 

 

はい

以上
いかがでしたでしょうか
今週の
「多摩には遺産ない」。

みなさんもこれを機に
今後は
世界遺産に落書きを
しないように
心がけていただけたらと思います。
お手数ですみませんが
どうぞよろしくおねがいいたします。
ではまた失礼いたします。

落書き欲がうずくぜ!

 

 
 
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