横浜市金沢区。ここに角(つの)に特化した動物園がある。なんでもここは分類できる全タイプの角を見ることの出来る国内唯一の動物園なのだとか。
今回はそんな角に特化した動物園で、角の写真を700枚くらい撮ってきた。全部読んでもらうときっと周りの景色が変わって見えるはずです。
(安藤昌教)
角は全部で5タイプ
動物の角は大きく5つのタイプに分けることができるという。各タイプの詳細は後で述べるとして、これらすべてのタイプの角を生きた動物を通してすべて見られるのは国内でも唯一、ここ金沢動物園なのだとか。
僕は動物園とか水族館が好きなので、各土地で必ず訪れるのだが、ここまで角推しの動物園は間違いなく他にない。角、そんなにいいのだろうか。
園に入る前に併設された展示館で角について予習ができる。ここには角に関するクイズだとか、最近の角情報だとかが満載だ。冷房も効いているので快適に角が学べる。しかもここだけならば入館料は無料だ。
展示館で角について予習をしてしまうと、必ず本物が見たくなる。角欲だ。
角欲が押さえきれなくなったら園内に入ろう。なんと大人500円だ。ワンコインで角見放題。入り口では角図鑑がもらえるので、これをガイドに園内をまわるとよい。
※角図鑑は夏の期間限定です。対象は小学生。でも僕はもらえました。
この動物園にはライオンもパンダもいない。なぜなら角がないから。
次のページからいよいよ生きた角が大量に登場するわけだが、これらを見てもらうとわかるとおり、この動物園、間違いなく角で動物選んでいる。かっこいいぞ、本当に。
※コアラとかカンガルーとか、角のない動物もいくらかはいます