組み立て中の橋がまた凄いんです
ところで、この工事現場では、送り出し工法という方法で橋を架けている。
それは、既にできている部分にレールを敷いて、その上で新しい橋のパーツを組み、そこで作ったパーツをレールで送り出し、中央部分にはめ込んで橋にする、というものだ。
まぁ、そんなウンチクはともかく、その新しいパーツの組み立て現場が、これまたなんとも素晴らしい。
上の橋と下の橋が織り成す圧迫感。平行に敷かれたレール。上の橋を支えるブロック。パイプで作られた簡素な柵と階段。
いやぁ、良い。これをカッコ良いと言わずして何をカッコ良いと言うのだろう。
まだ続きます
橋の池袋側では、橋脚を作る工事が行われていた。コンクリートで作られる橋脚は味気ないものであるが、その周囲を鉄骨や足場が立体的に覆い、極めてインダストリアルな雰囲気を醸し出している。
下からも見上げてみます
これまでは工事中の橋を上から見た図ばかりであったが、下から見る橋の建設現場もまたオツなものだ。
下から工事現場を見上げると、組み上げられた鉄骨はその威容を増し、さらに巨大なもののように感じられる。複雑な鉄骨の構造がより際立つのだろう。
それにしても、ここは様々な角度から眺めることができる良い工事現場だ。このように、上からも下からも見学できる場所なんていうのは、なかなかあるものではないと思う。
そういう意味でも、ここは貴重だ。