形的観点からだと、一番のお気に入りは上の作品だ。やや右方向が開いた絶妙のヘソ形状。ヘソ美人だ。つぶれた三角形といったらよいか。なんといってもアール
処理がすばらしい。手すり、階段デザインなどがまったくの平常心であることが、なおさらそのヘソ形状の美しさを高めている。
うるさがたの鑑賞家に言わせればこれは螺旋階段ではないかもしれない。でも待ってほしい。ぼくらが大事にしなければいけないのは定義にこだわることではなくて見上げたときにぐっとくるかどうか、そのエモーションじゃないのか。
いもしない鑑賞家に対して思わず暑くなってしまった。ていうか、みんなついてきてますか。 |