普段砂嵐をじっくり見ることなんてないけど、写真を撮って止まった砂嵐をよく見てみると、それらが白黒の粒で構成されてることが分かる。

粒というよりは微生物っぽいが、これが激しく細かく動いて砂嵐に見せてるのだ。

つまりこの止まった砂嵐写真に近い写真、白黒の粒々写真を撮ってそれをガクガクと激しく細かく動かせば、砂嵐に見えるんじゃないか。

そして白黒粒々と聞いて真っ先に思い浮かべるのはごま塩おいて他にない。

写真を並べて見比べてみるとまったく似てない。黒の割合、つまりゴマが多いからかもしれない。

ご家庭には嬉しいことだが今回の企画にとってはどう転ぶだろうか。

ゴマをガクガク動かしてテレビにはめ込んだ動画を作って砂嵐に見えるか見てみよう。

音の効果が大きいのかもしれないが、なかなか砂嵐に見える。真夜中にこんな砂嵐を見たら赤飯を食べたくなってしょうがないだろう。

ごま塩でもけっこう砂嵐っぽく見えたが、白黒の粒々ならなんでも砂嵐っぽく見えるのだろうか。

これはもっと完璧に砂嵐だ。そういえばコンクリートって砂みたいなものから作られてたんだっけ。それなら電波の砂嵐よりよっぽど砂嵐らしいはずだ。

ところで白黒の粒といえば、アザラシはどうだろう。

やっぱり見えませんでした。もし夜中に写った砂嵐がアザラシの映像ならすごく良かったのに残念。

どうやら粒は小さくて細かいとダメなようだ。そもそもそういうのを粒と言うんだった。