上に向かって大きくアーチを描きながら向こう岸まで架かっている巨大な構造物。
台風などで海面が上昇する恐れのあるときに、この緑色のアーチ部分が手前方向に90度倒れて川を塞ぎ、海からの逆流を防ぐことで堤防の低い川沿いの街を高潮から守るという仕組みなのですが、そんな用途や構造をあらかじめ知っている僕が見ても、目の前の巨大なマシンが実際にどう動くのかまったく想像がつきません。
何も知らない人が初めて見たら、いったい何だと思うのか、すごく興味が湧きました。
しばらくのあいだ真横からじっくり観察しましたが、どこか全景が眺められる場所がないかとあたりを見回すと、水門の少し上流に国道43号線の橋が架かっています。あの歩道からなら良く見えるはず、と思って行ってみることにしました。 |