全体的に'70〜'80sぽい
ルミネ、ミロード、サブナードをはじめとする新宿のショッピングモール。いろいろまわって思うのは、中に入っているショップはともかく、どこもロゴマークが'70〜'80年代ぽい、というところ。もちろん開業した当時のままなんでしょうが、「日本の首都の都庁のある駅」のショッピングモールとして考えると、けっこう面白い現象なのではないかと思います。
西口から南口への地下通路は途中で名前が変わる
こんなの、普段通る人でないと意味が分からないと思いますが、西口の京王線乗り場付近から都営地下鉄乗り場付近に伸びている地下道は、京王側が「小田急エース南館」、都営地下鉄側が「京王モール」と、途中で名前が変わっているのです。
どこで変わっているかと言うと、京王線とJR線の連絡改札口方面への道が交差している、ちょうどハーゲンダッツがある十字路。これ、知っていたようで知らなかったのでけっこう驚きました。が、ローカルすぎるネタですね…。
すごく寂しい地下道
この記事でここまで使ってきた写真、どれも途切れることなく人が写っていたと思います。実際、どこに行ってもビジネスマンから観光客までものすごい人通りなのですが、中にはこんな寂しい地下道もあります。これはどこかと言うと、小田急ハルクの外側をかすめるように造られた地下道。なだらかにカーブしているうえ、お店もないので人通りはほとんど見えません。
メトロプロムナード、実はJR東日本の持ち物
新宿の西口と東口を結ぶ数少ない通路のうちのひとつ、メトロプロムナード。屋台のような小さな店が建ち並び、反対側の壁の大きな広告ポスターが目を引きます。丸ノ内線の改札口の近くにあり、その名前からも東京メトロの敷地かと思われますが、実は持ち主はJR東日本で東京メトロが借りているようです。JRの線路をくぐっている部分なので当然かも知れませんが、柱に貼ってあった「財産票」を見つけて初めて気づきました。
サブナードはものすごく広い
靖国通りの地下に広がるサブナード。僕は歌舞伎町に抜けるための通路として、というくらいしか通ったことなかったのですが、改めて地図を見てみると1丁目から4丁目まであって、ものすごく広大です。3丁目の端に立つと、地下道なのに消失点が見えそうなほど奥までまっすぐ伸びています。
そのくせ、割と人がまばらで、ちょっと閑散としているんですよねぇ。
僕だけかも
新宿を数時間歩き回って、個人的には興味深いネタがたくさんあったのですが、東京以外の人には分からないネタばかりだろうし、東京の人にはほとんど常識と言ってもおかしくないことばかりだと思うので、今さらどのくらいの人に共感してもらえるかすごく不安です。
でも今まで本気で謎だったルミネとミロードの位置関係がハッキリしたので、僕はすごく充実した取材でした。
待ち合わせに使うだけで中にはほとんど入りませんけど。