大井町線は2ヵ所の駅ではみでる

またばーんとでかい写真を載せたがここは戸越公園駅である。

大井町線は戸越公園と久品仏というふたつの駅でドアがあかないのだ。はみだし電車サミットが開催されるとしたらここをおいて他にはない好ロケーション。

戸越公園は大胆にも2両のドアがあかない。5両編成のうち2両があかないのだ。もうちょっとで半分じゃないか。

しかもドアがあかない車両はふたつの駅で異なるので、すべての駅でドアがあく車両はふたつだけなのだ（左のご案内の写真参照）。

大井町線に乗る、そしてこのふたつの駅で降りる予定のかたはぜひ覚えておいてもらいたい事柄である。逆を言えばそれ以外のかたはまったく覚えなくていい事柄である。

正直いうと、僕も後者です。

写真だと止まってるかどうかわかんない？

踏切の上に鎮座する電車の写真を載せて興奮を伝えてきたが、よく考えたらこの電車がほんとに止まっているかどうかって写真では伝えられないのではないだろうか。

通過する電車を撮っても同じ写真になるかもしれない。シャッタースピードを早くして止まってるみたいに撮ることは可能だろう。

おー。

……。

写真に「ピタッ」「とまってる！」と書くのはどうだろうか。やってみたが逆に落ち込むような出来であった（左の写真にマウスオーバーするとご覧いただけます）。

次の駅は動画も撮ることにしよう。止まってることを伝えるために動画にするってすごい話ですね。

止まってることを伝えるための動画

3つめのはみだし電車は京急線 梅屋敷駅である。愉快な駅名だがニフティのある大森に近い。駅の名前が面白いので引っ越しを真剣に考えたこともある。

前回までの反省を生かし、止まっている電車を動画で撮影した。見事に電車が止まっている。重そうな電車が踏切のまんなかにあってナイス圧迫感だ。ただごとならぬ雰囲気が伝わってくる。

もうすぐはみださなくなるそうです

梅屋敷はホームが4両分の長さしかないため、2両はみだし。

今後、駅と線路をまるごと高架にするため、はみだし電車は解消するそうだ。こうやってはみ出しているのを愛でていられるのもあとわずかである。

となると上の動画は貴重な資料になるのかもしれない。勝どき橋が開いていたころの映像のように。「梅屋敷に電車がはみ出していたころ」の貴重な映像である。オールウェイズ梅屋敷の夕日。

そう思う僕はなんでも「記念だから」と言ってとっておいてしまうタイプである。