聞いたことのない注意が飛ぶ
「ギャラリーの方ぁー!ホタテが飛んでくるので注意してくださーい!」と声がとぶ。ホタテが、飛んでくる。ホタテが、飛んでくるのだ。縄文オリンピックとはホタテの貝殻をフリスビーのように遠くに飛ばす競技なのだ。
しかし縄文人がホタテをフリスビーのように飛ばして遊んだのかどうか?イベントの内容を知ったときにわいたそういう疑問はすでにレストランの縄文問題で解決していた。いわば、ここにあるものが縄文なのである。
司会が縄文を名乗る
この競技からイベントの司会が交替したのだが、「司会の縄文ジロウと縄文マユコです。」と聞いて驚いた。頭の中ではそういうこともあるんだろうな、という名前であるが、大の大人に堂々と縄文と名乗られると体の縄文DNAが反応してしまう。
子どもたちとお母さん大盛り上がり
もちろんホタテを遠くに飛ばすことにもメリットはある。誰でもできるのだ。これは子どもたち大喜びである。そしてメインイベントだけあって賞品もある。アイスクリームやらラーメンやら地域の物が色々もらえるんだそうで、こっちはお母さん大喜びである。「○○ちゃんがんばってー!」「すごーい!××くん飛んだー!」とお母さんの声援が聞こえる。
それは地域のこども会で行われるレクリエーションとどう違うのか?というご批判もあることだろう。だが今宙を待っているのはホタテなのである。見よ、空飛ぶホタテを。 |