炭酸ガスの効きめ
お湯入り長靴の心地よさに味をじめて、今度は炭酸ガスの出る入浴剤を長靴に入れてみた。しかも贅沢に2個投入だ。
これもすごく気持ちがいいが
シュワーっと、はげしい炭酸ガスが足を刺激する。 大変気持ちがよろしい。 じわーんと気持ちよさに浸ってしまったのだが、よくよく考えてみると、子供のころに感じたあの楽しさとはちょっと違う気がする。 足湯もバブも、受身の気持ちよさだ。 あのころはもっとアクティブに楽しんでいたのではないだろうか。
真珠を入れると気持ちいいのかな
そこで登場するのがパールビーズだ。 これも子供にはまねできまい。 バブ(のニセモノ)の入ったお湯の中に手芸に使うパールビーズをざざっと入れてみた。 きっと刺激があって気持ちいいはずだ。
だめでした
パールの粒が小さすぎたのか、水の中でジャラジャラしてぜんぜん気持ちよくはなかった。 そういえば、子供のころも長靴に水だけじゃなくて小石が入ると急に不快になったのを思いだした。すっかり忘れていた。 楽しいことはいつまでもよく覚えているけど、つらいことは忘れやすいということを身をもって経験した。 真珠はだめだ。
ゼラチンはどうだ
硬いものは気持ちがよくないらしいので、逆にやわらかいものをいれてみよう。 というわけで、最後にチャレンジするのはゼラチンだ。
でへへへへ
長靴のお湯を捨てて、パールも取り出し、あらかじめ作って冷やしておいたゼラチンを投入した。 どんな感触なのかどきどきしながら長靴に足を入れた。
すごいっすよ
まず、ゼラチンが冷たくて気持ちいいのと、歩くたびにぐしゃっとゼラチンがつぶれるのが気持ちいいのと、そこに空気が入り込んでフガッとなるのが気持ちいいのと、ゼラチンが体温で溶けてヌルヌルになるのが気持ちいい。 要するに、チョー気持ちいい!のだ。 オリンピックでメダルを取るのは大変だけれど、ゼラチンを長靴に入れるのはわりとたやすいので、もしチョー気持ちよくなりたい人はこちらがおすすめだ。
ビールも気持ちよさそう
最後にビールを入れてみようと準備していた。 けれども、やめた。 理由は、食べ物で遊んじゃいけないというような大人視点のモラルの問題ではまったくなくて、ただ単にもったいないという感情だ。 たぶん入れたら気持ちいいんだろうけど、ビールは飲んだほうがもっと気持ちいいにちがいない。