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ロマンの木曜日
 
アウト・イン・アウト生活

駆けぬける工藤さん

まず、最初に僕が挑戦した左コーナーを工藤さんにもトライしてもらいました。


いま見るとバイオハザードの徘徊する恐ろしい人みたいですが、本人も僕もいたってまじめでした

「このコーナー意外と難しいですね」と1本歩き終えた工藤さん。

「前の右コーナーの出口があまり膨らめないし、ブレーキポイントがまだ掴めない」

と言いつつ何本か歩き、徐々にベストなラインが見えてきた様子。それではここで工藤さんのコーナーリングワークをどうぞ。


ニフティ社内の工藤さんにとってはホームコース

コーナー通過後に思わず「失敗したー」と声が漏れていますが、外から見る限り破綻のないライン取り。でも僕も同じ場所で失敗した認識があるので、このコーナーはかなりの難所なのかも知れません!

続いて、ラリーテクニックが要求される階段にやってきたのですが、ここで初めて僕と工藤さんのバトルが行われることに。しかも、

「分かりにくいからエンジン音出しちゃいましょうか」
「出しちゃいますか!?」

大人の脳内レーサーとしての最後の砦。出したくても普段は理性という触媒に封じ込められて外には漏れないはずのエンジン音を、とうとう解放してしまおうという提案が。

撮影も佳境に入り、「レーサーズ・ハイ」状態だったこともあって、大人になってから初めて、僕のエンジンのエキゾーストノートを高らかに響かせてしまいました。


後悔はしていない

これで何かが吹っ切れ、その後はニフティ本社内特設サーキットで、抜きつ抜かれつのバトルが繰り広げられました。


BGM:TRASH/H-SQUAR

集中力が大事

いつも自分の中に抱え込んでいた遊びなので、大人としての理性とか尊厳とかを考えなければ、初めて人前で披露できて楽しかったです。

でもカメラで撮影している状態で理想のコーナーリングを決めるのは難しく、たとえ歩きであっても、コンマ1秒を詰めるためには集中力を高めなければならないことが分かって、終わったあとはすごく疲れました。

 

おまけ

クルマのほかに、僕も工藤さんもそれぞれ別の歩き方をすることがある、ということが判明したので紹介します。

人が歩くだけの動画を延々見せてすみませんでした

 
 
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