コーナー通過後に思わず「失敗したー」と声が漏れていますが、外から見る限り破綻のないライン取り。でも僕も同じ場所で失敗した認識があるので、このコーナーはかなりの難所なのかも知れません!
続いて、ラリーテクニックが要求される階段にやってきたのですが、ここで初めて僕と工藤さんのバトルが行われることに。しかも、
「分かりにくいからエンジン音出しちゃいましょうか」
「出しちゃいますか!?」
大人の脳内レーサーとしての最後の砦。出したくても普段は理性という触媒に封じ込められて外には漏れないはずのエンジン音を、とうとう解放してしまおうという提案が。
撮影も佳境に入り、「レーサーズ・ハイ」状態だったこともあって、大人になってから初めて、僕のエンジンのエキゾーストノートを高らかに響かせてしまいました。 |