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ロマンの木曜日
 
ごはんに合うフレンチ調べ

すいませーん、ごはんください

 ふだん、食にはほとんどこだわりなどないのですが、年に一度くらいはフランス料理のお店を予約して、ちょっと贅沢な食事に行くことがあります。

美しく彩られた前菜、スープを味わって、いよいよメインの料理を口に運んだとき、あまりの美味しさにいつも思うことがあります。

「あー、白いごはんがほしい。」

比較的濃い味つけの多いフレンチのメイン料理なら、パンだけでなく、きっと白いごはんにもぴったり合うのではないかと思うのです。

でも、そんなお店で「ごはんください」と言うわけにはいかないので、自分で試してみることにしました。

萩原 雅紀



誰がフレンチを作るのか

さて「自分で試す」と言っても、僕にはフレンチなんて作れるわけがありません。そこで協力をお願いしたのが、僕の妹の夫、つまり義弟で、とある有名なイタリア料理店で料理人として働く早川くん。ちなみに妹も中華や和食やモロッコ料理(!)などのお店を転々とする料理人。

二人ともフレンチは専門ではありませんが、「やってみたい」と快く引き受けてくれました。


今日の料理長、早川シェフ

ところで今回は実家で料理をしてもらったので、写真の背景が実家らしく散らかっていると思いますが、そのあたりはご了承いただけたら幸いです。

 

調理開始

企画の趣旨は「ごはんに合うフレンチのメイン」を探すことですが、早川シェフにはメインとして定番と思われる牛肉、魚、鴨、フォアグラの4種類の食材を使って、メニューはお任せで料理を作ってもらいました。

調理中、僕は手伝えることがないので、写真を撮ったり妹が出してきたパンをかじったりしながら、今まであまりキチンと話をしたことがなかった早川くんとのコミュニケーションを試みました。


本日の食材たち 「これでも食べてて」と出されたガーリックバタートースト(君らふだんこんなうまいもの食べてるのか)

「フレンチは初挑戦なので、緊張します」と言う早川シェフですが、義兄からの意味不明なリクエストにも関わらず、あらかじめ自宅でソースの仕込みをしてきてくれるなど、さすがプロという仕事ぶり。変なこと頼んで本当にすみません。

今日の意気込みを聞くと「おいしくできればいいな」と謙虚なコメント。


魚(鯛)に包丁が入ったと思ったら あっという間に切り身に、そして小骨も丁寧に除去
鴨には細かく切り込みを入れて 慎重に塩胡椒する背中に兄貴大感激

聞けば、高校を卒業して上京してから料理を始めたそうで、専門学校などに行くこともなく、いきなりレストランに就職。その後いくつかの店で経験を積んで今のイタリアンに入ったとのこと。「でも和食がいちばん好きですけどね」と笑う料理人歴6年目の24歳。7歳も下のこんないい男を捕まえた妹よ、ほんとうにでかした!


少しぎこちなく会話をしている間に、鴨も 牛肉も下ごしらえ完了
残った鯛のアラは焼いてダシをとって メニューにはないスープを作ってくれた
賄いだー!

肉や魚の下ごしらえをするのと同時進行で、火にかかった鍋の中では、その肉や魚の味を引き立てるさまざまなソースが作られています。

その模様を、カメラを持って横から後ろから見ていると、まるで料理の鉄人のキッチンスタジアムの中にいるようで、「福井さん!」などと心の中で実況してしまいました。


ヘラでかき混ぜてるだけなのにプロっぽい いくつもの鍋が同時進行
いきなりオレンジを切ったと思ったら果汁を鍋へ ソースにオレンジも驚きだけど片手で潰す姿に惚れそう

そうこうしているうちに、すべての下準備が整ったらしく、ついにフライパンが登場。そこに、一品目のフォアグラが投入されました。

次ページでいよいよ試食です!


まさか実家でフォアグラを見る日が来ようとは フレンチだー!と一同大歓声の瞬間

 

 
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