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ちしきの金曜日
 
ジャンクションをみんなで見に行った

■新たな鑑賞法の発明

ぼくのジャンクションを眺める方法は、前ページの写真のようなもの。つまりぐるっと見渡して愛でる。まあ、ふつうだ。というか、そもそもジャンクション愛でるのが「ふつう」かどうかだが、それは言うなよう。

ふ だん一人で見に行っているぼくだが、みんなと一緒に行くと、その愛で方が様々であることを知って勉強になる。たとえば、有明ジャンクションで参加者がやお ら地面に寝そべりだしたのにはびっくりした。「あ!こうやってみるとさらにかっこいい!」だって。新たな鑑賞法の発見の場に立ち会ってしまった。 


新たな鑑賞法発見の瞬間
エスカレートしてたいへんな体勢に
参加者にどんどんひろまり
一時現場は騒然となった

よくよく写真を見返してみると不思議な光景だ。人は通常の状態では、真上を向くようにできていないのだということがよく分かる。ミケランジェロはよくシスティーナ礼拝堂の天井画を描いたものだと思う。首痛めなかったのかな。

 

■「愛でる」やりかたは見るだけではなかった

しかし鑑賞法としていちばん衝撃的だったのは、これだ。


ジャンクション下で、やおらキャッチボール。

いやはや、まさかこんな愛で方があるとは。というか、これはジャンクションに飽きただけ?

「すてきな場所で風景を見ながらキャッチボールするのって良いですよ!」とのこと。なるほど。いや、ほんとに「なるほど」か?

じつはこのお二方はご夫婦で、野球のチケット収集界では有名な人。そんな界があるのかどうか知らないが。というか、ジャンクション見てる人間にそんなこと言われたくないか。

何万枚ものチケットを持っていて、古いものは1905年のものなんかも持っている。(そのすごいコレクションは「AAA野球チケット博物館」でどうぞ)

「だ からキャッチボールか」と一瞬なっとくしかけたが、それとこれとの間に論理的つながりはよく考えたら、ない。でも、風景は「見る」ものという思いこみをし ていた自分をちょっと恥じた。そうだよね、体を動かすことでより記憶になるっていうことはある。それがキャッチボールっていうのもなんかかわいいし。

 

■寒くならないうちにもう一回ぐらいやろうかな

ぼくが「ジャンクションみんなで見に行こう!」って募ってよかった、としみじみ感じるのは、参加者がお互い見ず知らずの人たちで、かつ一人での参加がほとんどである点に表れている。つまり、彼らは「まわり に同好の士がいない」のだ。こういう機会でもないと、自分の趣味はおかしなもので理解者などいないと思ってしまうかもしれない。

僭越ながら「一人じゃないんだぜ!」と元気づけたい。迫害されないように見守りたい。そのうちモーゼ気分で海を渡ろうか。波間の先にはきっとすてきなジャンキーの約束の地があるに違いない。 


すっかり暗くなるまでジャンクションを楽しみ、バスを待つ一行。おつかれさまでした。

■ジャンクションだけじゃなくて、工場ツアーもやるよ

というわけで、とても楽しいジャンクションツアーでしたが、ジャンクションだけじゃなくて、工場のツアーもやります。参加者募集中。川崎の工場を船上から鑑賞するという企画です。くわしくはこちら


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